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Vol.10 「ど・れ・み・ふぁ・そ」を八分音符を交えた練習曲で弾いてみましょう・・・

鍵盤打楽器で八分音符の入った曲を弾いてみる
「木琴/マリンバ/鉄琴/ビブラフォンなど」

瓜生Vol.10_練習曲

 

レッスン7

1、Vol.8 レッスン6の5番で練習した「み・れ・ど」を八分音符で弾いてみましょう。八分音符のリズムはVol.6レッスン4.5を参照してください。
マレットを「み①れ②」の位置に置いて10cmほど同時に引き上げてから弾き始めましょう。手首ではなく肘から下の腕をしっかり動かすことがポイントです。
二分休符のところで①②の位置に戻して何回か繰り返してみてください。 (図6&譜6)

 

瓜生Vol.10_譜6

 

2、今度は逆に「ど・れ・み」と弾いてみましょう。
マレットは「ど①れ②」の位置でスタートです。練習1のパターンでも練習2のパターンでも「れ」は同じ位置で腕が上下します。(図7&譜7)

 

瓜生Vol.10_譜7

 

3、練習1と2で演奏した内容をつなげて弾いてみます。「み・れ・ど・れ・み」 「れ」を打つポジションを守ることと、弾き終えた時にその左腕が跳ね上っていることが大切です。跳ねていないと、左手が右手と絡んだり、ぶつかったりしてしまいます。左のマレットが、ボールが跳ねるようになっているとうまく弾けます。(図8&譜8)

 

瓜生Vol.10_譜8

 

レッスン8

次に「そ」はどこにあるかを確認しましょう。
1、まず 黒鍵の三本つながっている部分の真ん中「あ」を四分音符での両手の同時弾きで3回跳ねるように弾いてください。(図9&譜9)

 

瓜生Vol.10_譜9

 

2、黒鍵の真ん中の鍵盤「あ」の位置から少し左の外側下にずれると「そ」になります。確認できたら、「そ」を四分音符の両手弾きで3回弾いてください。 (図10&譜10)

 

瓜生Vol.10_譜10

 

3、次に四分音符で同じ鍵盤「そ」を交互打ちで演奏してみましょう。(図11&譜11)
ポジションをしっかり守り、鍵盤から10cmぐらい上で両手で構えて、右から始めます。右も左も打ったと同時に跳ねて元の構えていた場所に戻してください。四分音符なので十分に一つ一つの動作を確認しながら演奏することができます。階名唱では「そーそーそー」としっかりと音の長さを感じて歌ってください。
また、伸ばしている「そー」の「―」の時にはマレットは構えの位置に戻っていることを意識しながら演奏してみてください。

 

瓜生Vol.10_譜11

 

レッスン9

「れ・れ・ど」
使う鍵盤が再び黒鍵の二本つながりの下の真ん中の「れ」からです。
  ここも四分音符ですので「そ」の時のように手をしっかり跳ねてポジションを守って演奏しましょう。(図12&譜12)

 

瓜生Vol.10_譜12

 

 

 

瓜生響子

瓜生郷子(うりう きょうこ)
東海大学文学部で西洋史を専攻。
1979年より桐朋学園大学音楽学部にて、打楽器を小林美隆氏に、マリンバを安部圭子氏に師事。在学中よりオーケストラ、アンサンブルなどの演奏活動をする一方、パール楽器・幼児教育部門の講師として活動。
1991年よりドイツ・フライブルグ国立音楽大学に於いて、打楽器をベンハルト・ヴゥルフ氏に、同時に子供のための音楽表現教育指導法をマルティナ・ヤコビ氏に師事。
1995年、オーストリア国立音楽芸術大学モーツァルテウム・カール・オルフ研究所主催の国際音楽教育セミナーに参加。これ以降オルフの提唱した「音楽と動きの教育」のメソッドを軸とした「早期音楽表現教育」の研究活動に重点を置く。

現在、音楽教室、幼稚園・保育園に於いて様々な音楽指導を行っており、個別性を重視した音楽表現教育に取り組んでいる。また、幼稚園教諭、保育士、音楽指導者に向けた講習会で、鍵盤楽器への導入法、リズム遊びの展開など色々な指導法を紹介。

新島学園短期大学コミュニティ子ども学科兼任講師、「うりう音楽教室」主宰。日本音楽表現学会会員

 



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