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Vol.11 五本の指で「どれみふぁそ」を使った練習曲を弾いてみましょう・・・

八分音符の入った曲を
五本の指を使って弾いてみる

瓜生Vol.11_譜1

 

レッスン16

ⓐ 譜1のリズムの練習をしてみましょう。(四分音符と八分音符の混合)
言葉のリズムを歌いながら手拍子を打ってみます。
(またはvol.6 譜5の要領で膝打ちをしてみます。)
タンバリンで四分音符のビートを叩く人とリズムを歌う人に分かれてみてください。(譜2)
(ビートを感じながら八分音符のリズムが歌えることが大切です。)

 

瓜生Vol.11_譜2

 

ⓑ 譜1の1小節目だけビートの手拍子をつけて階名で歌ってみましょう。(譜3)

 

瓜生Vol.11_譜3

 

ⓒ 指の体操です。テーブルの上にシュークリームの形の手を乗せて 3→2→1→2→3の順に指を動かしてみます。
手の中心、3の指(中指)で手全体が支えられてるバランスになっているかも確かめてみましょう。また、指を動かしているとき、身体のどこかでビートを感じられていると良いですね。(脚・膝・頭など)


ⓓ Vol.5 レッスン12でも練習をした(譜4)を、手の形に気をつけて弾いてみて下さい。
これを弾いた後に「みれどれみー」を歌いながら(譜3)を弾いてみます。(鍵盤ハーモニカの場合は心の中でしっかり歌うように話してください)

 

瓜生Vol.11_譜4

 

レッスン17

譜1を通して練習してみます。
ⓐ 譜1を階名で歌ってみましょう。 歌いながら四分音符のビートを手拍子で打っていてください。また、四分音符はしっかり拍の長さを伸ばして歌えるようにしましょう。
譜5にあるように、4分音符などは伸ばしている間、すこしと子音の後の母音をしっかり歌えると演奏も正しい長さを保てるようになります。


ⓑ テーブルの上にシュークリームの形の手を乗せて
3→2→1→2→3→ヨーイ→5→5→5→ヨーイ→3→2→1→2→3→ヨーイ→2→2→1の順に指を動かしてみましょう。「ヨーイ」の時に手の形を次の体制に持って行けるようにします。


ⓒ まず始めの2小節を弾いてみましょう。(譜5)

 

瓜生Vol.11_譜5

 

 

ⓓ その先の2小節も弾いてみます。(譜6)

 

瓜生Vol.11_譜6

 

ⓔ 次に4小節通してみます。「そー」のあとの「ヨーイ」で、3の指(中指)を中心にした手の形に戻せるように練習してください。

 

瓜生響子

瓜生郷子(うりう きょうこ)
東海大学文学部で西洋史を専攻。
1979年より桐朋学園大学音楽学部にて、打楽器を小林美隆氏に、マリンバを安部圭子氏に師事。在学中よりオーケストラ、アンサンブルなどの演奏活動をする一方、パール楽器・幼児教育部門の講師として活動。
1991年よりドイツ・フライブルグ国立音楽大学に於いて、打楽器をベンハルト・ヴゥルフ氏に、同時に子供のための音楽表現教育指導法をマルティナ・ヤコビ氏に師事。
1995年、オーストリア国立音楽芸術大学モーツァルテウム・カール・オルフ研究所主催の国際音楽教育セミナーに参加。これ以降オルフの提唱した「音楽と動きの教育」のメソッドを軸とした「早期音楽表現教育」の研究活動に重点を置く。

現在、音楽教室、幼稚園・保育園に於いて様々な音楽指導を行っており、個別性を重視した音楽表現教育に取り組んでいる。また、幼稚園教諭、保育士、音楽指導者に向けた講習会で、鍵盤楽器への導入法、リズム遊びの展開など色々な指導法を紹介。

新島学園短期大学コミュニティ子ども学科兼任講師、「うりう音楽教室」主宰。日本音楽表現学会会員

 



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