No. | 曲名 | 時間 | 楽譜情報 |
1 | Dance of the Amazon - Liadov/arr.Johan de Meij | 3’28 | 取寄可能 |
2 | La Fanciulla del West - Puccini /arr.Johan de Meij | 16’08 | 取寄可能 |
3 | Edger - Puccini/arr.Johan de Meij | 13’35 | 取寄可能 |
4 | Duet from Don Carlo - Verdi/arr.Johan de Meij | 4’05 | 取寄可能 |
5 | The King’s March - Hyldgaad/arr.Johan de Meij | 3’28 | 取寄可能 |
6 | Dutch Masters Suite - Johan de Meij | 20’51 | UN708 |
7 | Festive Hymn - Johan de Meij | 5’37 | 取寄可能 |
8 | Hobbits Dance & Hymn - Johan de Meij/arr.Paul Lavender | 3’59 | 取寄可能 |
アーティスト | Orchestra de Vents Filharmonia(フィルハーモニア・ウィンド・オーケストラ) |
シリーズ | CD |
編成概要 | CD【吹奏楽】 |
解説 | 1953年オランダ生まれの作曲家、また指揮者としても活躍するヨハン・デメイの大作作品集。アメリカ、ヨーロッパですでに大きな話題となっているCDです。1曲目【アマゾンの踊り】(リャードフ作曲)、トランペットの重々しいファンファーレからはじまります。東洋風の音楽です。コンサートのプログラムに魅力を感じます。2曲目【歌劇「西部の娘」組曲】(プッチーニ作曲)、16分の編曲作品。各楽器の活躍が多く、コンクールの自由曲に取り上げたくなるような変化に富んで多彩な表現です(オーボエが美しい!)。フィナーレは金管群のフォルテの洪水で曲を閉じます。クラリネットの充実しているクラシックの得意なバンドに最適です(プッチーニって泣きたくなりますよね)。3曲目【歌劇「エドガール」組曲】(プッチーニ作曲)、これもまたまた注目曲です。4曲目【歌劇「ドン・カルロ」からデュエット】(ヴェルディ作曲)、トロンボーンとバストロンボーンとバンドのための作品です。珍しい組み合わせ。演奏グレードも、時間も4分なのでそれほど難しくなさそう。たくましく美しいトロンボーンのデュエットが面白いです!みんなのバンドでやりましょう!!5曲目【国王の行進曲】(ヒュルガード作曲)、荘厳なマーチ。6曲目【オランダの巨匠たち】(デメイ作曲)、3人のオランダの偉大な画家:1) レンブラント=夜景、2) フェルメール=恋文、3) ステーン=王子の日、を題材に約22分に及ぶ大作をデメイが作り上げました。皆さんはすべての画家を知っていましたか?このCDのジャケットではレンブラントの「アムステルダムの織物商組合の見本調査官達」の絵に、作曲者がちゃっかり仲間入りしています。恋文という絵画を調べたら、「弦楽器をかかえ手紙を持った女性ともう一人女性がいる」という絵でした。それにしてもじっくり聴いてその絵画を自分なりに想像したいところですが、この機会にどんな絵か調べてみましょう(少し弱き)。(松浦正敏) |