作曲者 | Johan de Meij(ヨハン・デメイ) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | オランダ人の作曲家デ・メイが、オランダの画家たちの有名な作品をタイトルとして作曲した3楽章の曲です。第1楽章7分7秒、第2楽章6分34秒、第3楽章7分10秒とそれぞれの楽章が独立して演奏できるほどの大作です。第1楽章の「夜警」(レンブラント作)は、打楽器から劇的に開始され、トロンボーンの独奏の後、激しい感じの音楽が続きます。第2楽章「恋文」(フェルメール作)は、ピアノのソロで静かに開始され、タイトルに相応しい、優しさに満ちた音楽です。木管が美しく、女性のハミングも聴かれますが、途中から突然胸の鼓動を表わす激しい音楽になります。第3楽章「王子の日」(ステーン作)は、小編成のダンス音楽から開始され、次第にフル・バンドとなり、音楽が混乱するように賑やかになり、酒場の雰囲気を表現します。擬音による効果音が使われているのも、この曲の特徴です。特に第3楽章は今まで聴いたことのないような独特な効果をあげます。(秋山紀夫) |