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Vol.8 合奏をしてみましょうVol.2 いろいろな「かえるのがっしょう」(1)

合奏をしてみましょうVol.2
いろいろな「かえるのがっしょう」(1)

前回は、はじめての合奏にもピッタリな音楽あそびをご紹介しました。
今回は2年生の教科書に載ることも多い「かえるのがっしょう」をより楽しく演奏してみましょう。

メロディを練習したら輪唱へ

まずは一通りメロディを演奏できるように練習しましょう。(楽譜1)

 

菅谷Vol8_譜例1

 

5〜6小節目は、指を鍵盤から離さずに、「トゥッ」と遠くに飛んでいくような息で演奏し、休符もしっかりと感じられるといいですね。
メロディが演奏できるようになったら、輪唱するように演奏してみましょう。(楽譜2)

 

菅谷Vol8_譜例2

 

プラスアルファ!いろんな「かえるのがっしょう」①

「かえるのがっしょう」のメロディってどう吹いたらいいの?…答えはひとつではありません!
明るい伴奏にのせるなら明るく演奏したいですし、悲しげならメロディもしっとりと演奏したいですね。
今回から4回に分けて、いろんな伴奏を使って演奏をして表現の幅を広げていきましょう。

1.スタンダード

菅谷Vol8_譜例3
テンションは高くも低くもなく、ニュートラルに「かえるのがっしょう」を演奏するならこのような雰囲気が心地よいですね。

・一音ずつタンギングして吹いても、スラーでなめらかに吹いてもどちらでも◯。(音源はスラーです)
・メロディ5〜6小節目は音を遠くに飛ばすようなイメージで軽やかに。
・音量はメゾピアノ〜メゾフォルテくらい。やさしい音で演奏しましょう。

リズムとハーモニーをよく感じながら、それに似合うようなメロディを演奏しましょう。
次回は、かえる達がいつもよりも元気に?!ポップな伴奏です。次もお楽しみに!!

菅谷詩織

菅谷詩織(すがや しおり)
ピアニスト・鍵盤ハーモニカ奏者・作編曲家。
クラシックベースな感性であらゆるジャンルにおいてコンサート、メディアなどでの演奏活動を行う傍ら、オリジナル楽曲制作や主にピアノや鍵盤ハーモニカ向けの編曲などを行う。その他アニメ・ゲームなどの劇伴作品へのレコーディング参加も多数。リコーダー・ケンハモ・ピアノの実力派3人組ユニット『おんがくしつトリオ』でも活動中。ミューザ川崎シンフォニーホールなど全国各地のホールで演奏。



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