作曲者 | Anthony LaBounty(アンソニー・ラバウンティ) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | アンソニー・ラボウンティの作品。木管により静かにハーモニックに開始され、ヴィブラフォンの響きの上にホルンが美しく歌い出します。ルネッサンス時代のコラールによる旋律ですが、バスーンや他のソロ楽器が、現代風なサウンドでまとわりついてきます。金管楽器も加わって次第に激しさを増し、その頂点で輝かしいコラールがオルガンのような壮大な和音で現れます。ティンパニの響きとともに静かな新しい主題が歌い出され、テンポを速め、金管による現代音楽的な響きが聴かれ、また静かで不安定な木管のアンサンブルで終わります。今までの吹奏楽には無い、珍しい響きと表現を持つ曲です。挑戦してみる価値は充分にあります。グレード5、7分42秒。(秋山紀夫) |