編曲者 | Wil Van der Beek(ヴィル・ヴァン・デル・ビーク) |
作曲者 | Jacques Offenbach(ジャック・オッフェンバック) |
シリーズ | 輸入クラシックアレンジ(中上級) |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | この曲はフランスのオッフェンバック(1819~1880)が1877~1880年の死の直前に作曲し、未完のまま終わった歌劇(のち別人が補作完成)の間奏曲です。歌劇の内容は詩人のホフマンが酒場で自分の過去の恋物語をいろいろ話して、酔いつぶれてしまい、最後は女神が彼を天国に連れてゆくという夢のような物語です。第2幕で、ベニスの恋人の話になり、ゴンドラがでてきますので、その舟歌です。間奏曲は第3幕とエピローグの間に置かれていますが、第2幕と関係があるので、第2幕の後で演奏されることもあります。曲は8分の6拍子で、波にゆれるゴンドラを描いた優美な旋律をもっています。短い前奏の後、ユーフォニアムを中心とした中低音楽器がなだ らかに歌い、高音の木管楽器がリズムで飾ります。グレード2.5ぼ初中級バンド向きで、心のなごむ優雅な曲です。(秋山紀夫) |
解説2 | 【秋山紀夫が薦める2015年新譜30選】の中の1曲に選ばれた曲です。 |