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Vol.12 取り扱い注意?!小ネタ集

取り扱い注意?!小ネタ集

今回は、小さな子ども達も、そして私も大好き?!小ネタ集をお届けします。
あまりハマってしまうと授業にも影響が出るかも…?ということで取り扱い注意です。
今回は3つの小ネタをご紹介します!

 

クラクション

黒鍵2つの島(C♯、D♯)に右手ピースを置いて、タンギングしながら吹いてみましょう!
「とぅっとぅー」と吹いてみると、まるでクラクションのような音がいます。
劇や朗読などで車が走るシーンの効果音に使っても良いですし、「幸せなら手をたたこう」の手を叩くタイミングで吹くのも楽しいですね。
音の高さやタンギングの強さが変わると印象も変わりますね。色々と試してみましょう。

 

 

救急車のサイレン

黒鍵3つの島(F♯、G♯、A♯)の端っこ2音(F♯、A♯)を行ったり来たりしながら吹いてみましょう!
強くしたり弱くしたりすると、救急車が近づいたり通り過ぎて行ったりする様子を表現することもできますね。できるだけレガートに演奏するのがポイント!
こちらも劇などで効果音として使うのがオススメです。

 

グリッサンド

人差指(または中指)を鍵盤の上ですべらせましょう!
高い音に向かってグリッサンドをするときは進む方向に爪を向けましょう。
低い音に向かってするときは爪の生え際(左はじ)を使うとうまくできますよ。
高音でスピーディにグリッサンドすると、とても可愛らしいです。

 効果音として使う場合は、どんなシーンに合うか考えるのも楽しいですね。

(変身のシーンや、登場のシーンなど。他にも色々な場面で使えそう!)
合奏でもちょっとした修飾に使えます。
以前のコラムで取り上げた「かえるのがっしょう」も最後の音をグリッサンドで飾り付けるだけで、ウキウキしてきますね。

 

以上、取り扱い注意?!小ネタ集でした。
楽しいだけでなく、タンギングやレガートの練習になったりと嬉しい副作用もありそうですね。
また、グリッサンドは高学年になっても楽しく使えるワザかと思います。
ここぞというときに、是非使ってみてくださいね。

菅谷詩織

菅谷詩織(すがや しおり)
ピアニスト・鍵盤ハーモニカ奏者・作編曲家。
クラシックベースな感性であらゆるジャンルにおいてコンサート、メディアなどでの演奏活動を行う傍ら、オリジナル楽曲制作や主にピアノや鍵盤ハーモニカ向けの編曲などを行う。その他アニメ・ゲームなどの劇伴作品へのレコーディング参加も多数。リコーダー・ケンハモ・ピアノの実力派3人組ユニット『おんがくしつトリオ』でも活動中。ミューザ川崎シンフォニーホールなど全国各地のホールで演奏。

 



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