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Vol.7 合奏をしてみましょうVol.1

合奏をしてみましょうVol.1

これまで「演奏への第一歩」について順を追ってお話してきたこちらのコラム。ここからは先生方お待ちかね?!合奏についてのお話になります。
小学校での鍵盤ハーモニカの授業では、なんといっても合奏がメイン。授業でも使える楽しいアイデアをお届けできたらと思います。

合奏を楽しむきもちを育みたい!

私が子どもたちに合奏を楽しんでもらうときに大事にしていること、それは「自分が音楽の一部になる快感」を知ってもらうことです。
みんなで集まったからこそできた!という特別な気持ちを持つことができるのは合奏の醍醐味。
今回は楽器を始めたその日から楽しめる合奏をご紹介したいと思います。

はじめての合奏におすすめ!使うのは「ド」の音だけ!

今回ご紹介したいのは、合奏でできる「曲あてクイズ」です。

〜やり方〜

♪事前に伴奏を練習しましょう (楽譜1)
1. クラスを2〜3チームくらいに分けます。
2. チームAの伴奏の上で先生がメロディ(楽譜2〜5)を演奏する
3. チームB(・C)の子ども達が演奏した曲名をあてる
4. 出題するチームと答えるチームを交代しながら2〜3を数回繰り返す

 

菅谷Vol7_譜1

 

※メロディ例

菅谷Vol7_譜2

菅谷Vol7_譜3

菅谷Vol7_譜4

菅谷Vol7_譜5

 

「ド」だけでは物足りないクラスには

同じ曲あてクイズでも、伴奏の形を変えると充実度も
変わりますね。「ド」の伴奏に余裕がありそうなら、
伴奏をこちらに変えてみましょう。(楽譜6)
その場合はメロディは以下のような曲が合いますね。

 

菅谷Vol7_譜6

 

※メロディ例②

菅谷Vol7_譜7

菅谷Vol7_譜8

菅谷Vol7_譜9

菅谷Vol7_譜10

 

はじめての鍵盤ハーモニカの授業、また今日はちょっと遊ぼうか?!という特別な日に、盛り上がること間違いなしです。
先生も子ども達とチームを組んで、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

菅谷詩織

菅谷詩織(すがや しおり)
ピアニスト・鍵盤ハーモニカ奏者・作編曲家。
クラシックベースな感性であらゆるジャンルにおいてコンサート、メディアなどでの演奏活動を行う傍ら、オリジナル楽曲制作や主にピアノや鍵盤ハーモニカ向けの編曲などを行う。その他アニメ・ゲームなどの劇伴作品へのレコーディング参加も多数。リコーダー・ケンハモ・ピアノの実力派3人組ユニット『おんがくしつトリオ』でも活動中。ミューザ川崎シンフォニーホールなど全国各地のホールで演奏。

 



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