作曲者 | John Mackey(ジョン・マッキー) |
シリーズ | 輸入吹奏楽(スコア) |
編成概要 | 吹奏楽スコア |
解説 | この曲は交響曲「ワインダーク・シー」の第2楽章「儚い永遠の糸」の中間部を改作したものです。「ワインダーク・シー」は全3楽章で、以下の構成です; 第1楽章:傲慢(Hubris) 第2楽章:儚い永遠の糸(Immortal thread, so weak) 第3楽章:魂の叫び(The attentions of souls) |
解説2 | 交響曲「ワインダーク・シー」は古代ギリシャの吟遊詩人ホメーロスの詩『オデュッセイア』による標題交響曲です。 『オデュッセイア』の中に「葡萄酒色の海(ワインダーク・シー)」と言う表現が登場しそこからタイトルが付けられました。 紀元前8世紀ごろに書かれたもの。ギリシャ神話の英雄オデュッセウスが、トロイア戦争からの凱旋(がいせん)の帰途に体験した10余年の漂流と、不在中に王妃ペネロペに言い寄った男たちへの報復を描く冒険物語。 この曲は第2楽章「儚い永遠の糸(Immortal thread, so weak)」の中間部が用いられています。 「ディス・クルーエル・ムーン(残酷な月)」は海の女神『カリュプソー』による愛の歌です。 オデュッセウスが十日間漂流し流れ着いたのが、海の女神カリュプソーの住まう島でした。カリュプソーはオデュッセウスに一目惚れし、彼に愛情を注ぎ、七年の間共に暮らした。カリュプソーと愛を育みながらも、オデュッセウスは故郷への思いを捨てきれずにいた。 カリュプソー七年の間に紡いできた刺繍をほどいて、その儚く永遠の糸をオデュッセウスの船の帆へ織りこみ帰郷の船出を見送った。 |
編成 | Score 2 Flute Oboe Bassoon 3 Bb Clarinet Bass Clarinet Contrabass Clarinet 2 Alto Sax Tenor Sax Baritone Sax 3 Bb Trumpet 2 Horn 3 Trombone Euphonium Tuba Double Bass Timpani Marimba (2 players, but playable on single shared instrument) Vibraphone Bass Drum |