作曲者 | James Barnes(ジェームズ・バーンズ) |
シリーズ | 輸入吹奏楽(スコア) |
編成概要 | 吹奏楽スコア |
解説 | バーンズの作品95番にあたるこの「ゴールデン・フェスティヴァル序曲」はアメリカ陸軍野戦軍楽隊の創立50周年を祝って作曲し、同隊と隊長のジャック・H・グローガン大佐に捧げた曲で、当然技術的に高度な内容をもつ曲です。 曲は速い-遅い-速いの3部形式で書かれていて、第1部は上行形の主題で開始され、短い前奏のあと、主部に入り、序奏の上行形の音型が主題となって展開されます。クライマックスをつくったあと静まって、速度を落とし、中間部に入ります。ここでも上行形の主題を用いながらロマンチックな雰囲気となり、途中でサクソフォーンの4重奏もあらわれ、そのあと、バーンズらしい美しいメロディとなり、ホルンやトランペットが歌います。たいへん魅力的な部分です。 そして再びテンポの速い第3部に入りますが、ここではユーフォニアムの動きによるブリッジを経て、主要主題が戻ってきて、前半とは異なった形で展開し、テンポを落としてコーダに入ります。しかし最後は再び速くなって華やかに終わります。 バーンズの作品のなかでも愛好される序曲でしょう。 (秋山紀夫) |
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