作曲者 | Steven Reineke(スティーヴン・ライニキー) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | スティーブン・ライニキーのドラマチックな序曲です。不気味な雰囲気で開始され、ハワイの火山をイメージしています。やがて美しい火の女神が描かれ、次々テンポを速め、より劇的な部分に入ります。約10分の曲で、充分に変化に富んでいます。グレード4.5で、コンクールにも充分です。中間にはフルートの美しいソロも含まれています。その後、噴火も含まれています。(秋山紀夫) |
解説2 | 「鷲の舞うところ」や「セドナ」などで人気のライニキーの曲です。 タイトルの「火の女神」とは、ハワイに伝わる火山の女神「ペレ」を題材に書かれた作品です。 ペレはハワイの神々のなかでは、もっとも有名な女神です。 現在も火山活動が続いているキラウエア火山の火口に住み、火山に対する人々の畏怖心と表裏一体の信仰を集めています。 ハワイの火山活動は、すべて彼女の感情表現であるとされていて、ひとたび怒れば、地面はうなりをあげ、火口は荒れ狂い、流れ出る溶岩はたちまち町や村を飲み込んでしまうとまで言われています。 曲はペレの様々は表情を表しています。 原始的で神秘的なサウンドではじまり、美しいメロディーが彼女の美しさと創造力を表しています。 曲も勢いを増して年老いたペレの活発的で破壊的な姿を見せます。 また、創造と美しさのテーマが登場したあとに、溶岩が泡立つように鳴りはじめ突如激しく噴火が始まります。 噴火が落ちついたあとに再び創造と美しさテーマが戻ってきてクライマックスに向かいます。 10分を越える作品で、上級バンドにオススメの曲です。 |
編成 | スコア識別 Full Score 木管楽器 Piccolo Flutes 1&2 Oboe Bb Clarinet 1 Bb Clarinets 2&3 Bb Bass Clarinet Bb Contrabass Clarinet Bassoon Eb Alto Saxophone 1 Eb Alto Saxophone 2(Eb Alto Clarinet) Bb Tenor Saxophone Eb Baritone Saxophone 金管・弦楽器 Bb Trumpet 1 Bb Trumpets 2&3 F Horns 1&2 Trombone 1 Trombones 2&3 Euphonium(Baritone) Tuba String Bass (Opt.) 打楽器 Timpani Percussion 1 (Cymbals,Tam-Tam,Tambourine,Mark Tree) Percussion 2 (Snare Drum,Bass Drum,Bongos) Mallet Percussion (Marimba,Triangle,Vibes,Glockenspiel) Auxiliary Percussion (3 Toms,Vibes,Shaker) |