作曲者 | Vincent Persichetti (ヴィンセント・パーシケッティ) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | この曲(作品42番)は、アメリカの吹奏楽曲作品の開発に貢献したゴールドマン博士の依頼により、1950年から51年にかけて作曲され、1951年6月16日ニューヨークでゴールドマン・バンドにより初演されました。曲は「プロローグ」「ソング」「ダンス」「バーレスク」「ソリロクイ(独り言)」「マーチ」の6つの楽章からなり、いきいきした、しゃれた楽しい作品で、パーシケッティがはじめて作曲した吹奏楽曲です。 プロローグは、短いが活気に満ちた旋律と、打楽器のはつらつとしたリズムに彩られ、次の「ソング」は木管がやさしく歌う印象的な楽章です。「ダンス」は印象派の作品を思わせる愛らしい小品で、次の「バーレスク」は金管の低音がおどけて歌います。「ソリロクイ」は、トランペットが哀愁に満ちた美しいメロディを歌いあげ、最後のマーチは、打楽器からはじまる楽しい曲です。いずれも小品ばかりですが、全編にパーシケッティの才能のひらめきが感ぜられる、珠玉のような作品といえます。 (秋山紀夫) |
解説2 |