作曲者 | 広瀬勇人(ヒロセ・ハヤト) |
シリーズ | オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | この作品は2021年、ロケットミュージックへの書き下ろし作品として作曲されました。 最小14人から演奏出来るこの作品では、全国的な吹奏楽部の小編成・少人数化に加え、合奏時間の短縮や個人練習の増加などを踏まえ、限られた環境も奏者1人1人がモチベーション高く練習出来る様に工夫されています。 上級生や経験の多い奏者のためには、ソロや単独で目立つ動きを多く取り入れている一方、下級生や経験の浅い奏者のためには、音を厚く重ねてユニゾンを多用するなど、演奏の負担が減らされています。打楽器は2人から演奏可能で、Perc1はTimpとS.C.を同時に1人で演奏することが出来ます。 全体の演奏グレードは3程度におさめつつ、演奏がより聴き映えする様に近代和声(4度堆積、ポリコード、テンションノートなど)の書法で書かれています。 曲名は作曲者の自由な発想によるもので、体の色が変化していく複数の竜が、山を越え空を舞い、縦横無尽に入り乱れて飛び回る、といったイメージを元に作曲されました。(広瀬勇人) ●佐藤正人先生による「演奏上のアドヴァイス赤入り」フルスコア付き(通常フルスコアと2種のスコア付き) |
解説2 | 【作家プロフィール】 東京生まれ。国際基督教大学高等学校を卒業後、東京ミュージック&メディアアーツ尚美を首席で卒業。その後アメリカのボストン音楽院作曲科で優秀賞を受賞し卒業し、ベルギーのレメンス音楽院大学院にて作曲をヤン・ヴァンデルロースト氏に師事。同校の作曲科および指揮科を卒業し、修士号を取得。 日本現代音楽協会新人賞入選、ニューイングランド学生作曲コンクール第1位、21世紀の吹奏楽「響宴」入選。日本、アメリカ、ヨーロッパの各出版社より多くの作品が出版され、ドイツ、スイス、シンガポールの吹奏楽コンクールの課題曲に選出される。 作曲をヤン・ヴァンデルロースト、ピート・スウェルツ、アンディ・ヴォース、松平頼暁各氏に師事。又、指揮者としても精力的に活動する他、吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテストの審査員、講習会講師、21世紀の吹奏楽「響宴」の選曲委員等を務める。 尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。著書「必ず役立つ 吹奏楽ハンドブック 小編成編」(ヤマハ)、DVD「小編成バンドのための『サウンドバランス』メソッド」(ブレーン)他多数。 |
編成 | スコア Full Score アドバイス付きFull Score(スコアの各所に作曲者本人によるアドバイスが記載されています) 木管楽器 Flute 1 *Flute 2(Opt.) *Oboe(Opt.) *Bassoon(Opt.) Bb Clarinet 1(2) Bb Clarinet 2(2) *Bb Bass Clarinet(Opt.) Eb Alto Saxophone Bb Tenor Saxophone Eb Baritone Saxophone 金管・弦楽器 Bb Trumpet 1(2) Bb Trumpet 2(2) F Horn 1 *F Horn 2(Opt.) Trombone 1 *Trombone 2(Opt.) Euphonium Tuba *String Bass(Opt.) 打楽器 Percussion 1(Timpani,Suspended Cymbal) Percussion 2(Tam tam,Hi-hat Cymbal,3 Tom-toms) *Percussion 3(Vibraphone,Glockenspiel,Xylophone)(Opt.) 最小14名 演奏可能 |