編曲者 | 近藤礼隆(コンドウ・ノリタケ) |
作曲者 | 清水大輔(シミズ・ダイスケ) |
シリーズ | オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | ※こちらの商品は【小編成版】の楽譜となります 編曲者からのコメント ・全体について 清水作品独特のハリウッド映画の音楽のような壮大な響きを出来る限り保ちつつ、少ない人数でも演奏できるように、且つ少しでも吹きやすくなるようにすることを念頭に置き、編曲しました。小編成だからこそ、同じ動きをしているパートの音色を揃えること、他の動きをしているパートをよく聴くこと、特に速いテンポの箇所では縦を揃えることなどに注意し、大編成に負けない輝かしいサウンドを作りましょう。また、管楽器は基本的に1stより2ndの方が易しくなっておりますので、パートの分担を決める際に考慮していただければと思います。 ・木管楽器について 連符や装飾音符などの細かいパッセージの見直しと、鳴らしやすさを意識した音域の調整を中心に編曲しています。フルートやクラリネットなどの高音域の木管楽器は同じ動きをすることが多いので、それらがまとまったサウンドになるよう、リズムや音色を合わせることに気を配りましょう。装飾音符の歌い方はメロディーの雰囲気を左右しますので、その点を相談しながら練習するとよいと思います。 ・金管楽器について 少ない楽器数でも分厚いハーモニーが鳴るように編曲しています。ひとりひとりがしっかりと音を出すことが重要となりますので、安定したハーモニーを得られるよう、ロングトーンなどの練習を通してまっすぐな音づくりを目指しましょう。アクセントやテヌートのついた音の表現が、曲のかっこよさを左右します。特にトランペットやトロンボーンは、ハリのある音で演奏しましょう。 ・打楽器について 原曲の譜面から重要と考えられるリズムを抜き出し、4人から演奏できるように編曲しています。何ヶ所か楽器移動が大変になりそうなところがありますが、楽器の配置を工夫するなどして対処していただければと思います。このような小編成の場合、打楽器を鳴らしすぎると管楽器の音がかき消されてしまう恐れがありますので、音量面でのバランス感覚がかなり求められると思います。自分の音を大事にしつつ周りの音も聴くことで、合奏の中で適切な音量を見極めましょう。 冒頭のティンパニの低いDの音が演奏困難な場合は、1オクターブ上げたカッコ付きの小さい音符を演奏するようにしてください。また、打楽器の演奏者が4人未満の場合は、状況に応じて適宜使用楽器を決めていただければと思います。(近藤礼隆) |
編成 | 【楽器編成】 Piccolo Flute B♭ Clarinet(I、II) B♭ Bass Clarinet(optional) E♭ Alto Saxophone B♭ Tenor Saxophone E♭ Baritone Saxophone B♭ Trumpet(I、II) F Horn(I、II) Trombone(I、II) Euphonium Tuba String Bass(optional) Timpani(Wind Chime, Whipへの持ち替えあり) Percussion(I、II、III) Bongo & Conga Marimba Cabasa 4 Tom-toms Crash Cymbals Vibraphone Bass Drum Suspended Cymbal ※演奏に必要な最低人数の目安 19人~ |