作曲者 | 坂井貴祐(サカイ・タカマサ) |
シリーズ | オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | ヨハネス・ブラームスの交響曲第一番第四楽章に出てくる旋律を引用して作曲。前半で断片的に使った旋律やその変形が、後半のクライマックスで原曲に近い形で現れる、という構成になっており、中間部ではホルンによる別の主題も聴こえてきます。 「クラシック音楽に親しむきっかけになって欲しい」という要望から生まれた作品ですので、原曲を聴いたことがない方はぜひこの機会に原曲を聴き、そしてスコアを読み、いろいろな発見をしてください。 もともとは「究極の吹奏楽 小編成コンクールvol.2」のために書いた小編成用の作品ですが、楽譜の発売後、航空自衛隊中部航空音楽隊からの依頼を受け大編成版を制作しました。 2パートだった楽器群が3パートに拡大され、新たにピッコロとクラッシュシンバルが追加されたことにより、オリジナル版よりもさらにシンフォニックなサウンドをつくることが可能になっています。(坂井貴祐) |
解説2 | 〈坂井貴祐プロフィール〉 北海道中標津高等学校を卒業後、尚美学園短期大学(現・尚美学園大学)音楽学科作曲専攻を経て東京ミュージック&メディアアーツ尚美 音楽芸術表現コース(現・尚美ミュージックカレッジ 音楽総合アカデミー学科3・4年次)を卒業。 卒業後は大村哲弥氏のもとで約2年間研鑽を積む。これまでに作曲を松下功、大村哲弥、延原祐の各氏に師事。 2000年、「セレモニアル・マーチ」が日本吹奏楽指導者協会(JBA)「下谷賞」(最高賞)を受賞。 同作品は2005・2006年度の中部日本吹奏楽コンクール課題曲にも選定された。 2015年開催の第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」および2019年開催の第32回全国健康福祉祭「ねんりんピック紀の国わかやま」では式典音楽(入場行進曲)を全曲担当。 作編曲作品の多くは、ブレーンミュージック、CAFUA、デハスケ、フォスターミュージック、ロケットミュージック、ウインドアート出版、ウィンズスコア等から出版 またはレンタルされている。21世紀の吹奏楽“響宴”実行委員。 |
編成 | スコア識別 Full Score 木管楽器 Piccolo Flute 1 (2) Flute 2 (2) Oboe Bassoon Eb Clarinet Bb Clarinet 1 (3) Bb Clarinet 2 (3) Bb Clarinet 3 (3) Bb Bass Clarinet Eb Alto Saxophone 1 (2) Eb Alto Saxophone 2 (2) Bb Tenor Saxophone Eb Baritone Saxophone 金管・弦楽器 Bb Trumpet 1 (2) Bb Trumpet 2 (2) Bb Trumpet 3 (2) F Horns 1&2 (2) F Horns 3&4 (2) Trombone 1 Trombone 2 Trombone 3 Euphonium (2) Tuba (2) Double Bass 打楽器 Timpani Percussion 1 (Wind Chimes, Suspended Cymbal, Tambourine) Percussion 2 (Crash Cymbals) Percussion 3 (Bass Drum) Percussion 4 (Glockenspiel, Wind Chimes, Snare Drum, Tambourine) |