アーティスト | Rundfunk-Blasorchester Leipzig、 etc(ライプツィヒ放送吹奏楽団) |
シリーズ | CD |
編成概要 | CD【吹奏楽】 |
解説 | ベルギーの若き作曲家ベルト・アッペルモント作品集の第2弾!ファン必聴のアルバムです。すでに国内外でそれぞれCD化されている作品をまとまったCDお得で便利!!プログラムも代表作のいいとこ取りです。1曲目「ラプンツェル」、本人指揮の熱演です。冒頭から金管楽器がブリブリ鳴らします(きっと熱い指揮振ってるんです)。テーマのメロディーがすごくいいです。個人的にはトランペットのソロが一番お似合い。スクールバンドが楽しく取り組める作品です。おすすめ!!2曲目「エグモント」、ベートーヴェンの有名な同名の序曲と比べるとまったく対照的な気がします。曲は舞曲風な宴を思わせるような音楽からはじまる4楽章の作品。迫力の終楽章はトランペットとトロンボーンのファンファーレの饗宴(プレーヤーはしばらく休憩がほしいと思います)。指揮は2曲目からヤン・コーベルによってスイス軍楽隊が演奏します。3曲目「交響曲第1番ギルガメシュからフィナーレ」、神秘的な導入はワクワクします。各セクションのソロは大変美しく曲の世界に吸い込まれそうです。特にスイス陸軍バンドの出だしのユーフォニアムのソロは聴きものです。4曲目「サガ・キャンディーダ、魔女狩りの7つの印象」、男声コーラスの祈りのような歌です。激くスピード感のある音楽で、幸福に満ちたメロディーです。曲はさまざまに展開しドラマチックで個性的な作品に描かれています(物語の内容が知りたくなるくらいリアル)。大編成向けの作品。5曲目「セルティック・チャイルド」、これはアッペルモント自身の子供時代の追想の曲です。こんなテーマの曲を作曲できて、とても夢があっていいですね。私もぜひ作ってみたい。6曲目「カンティフォニア、ユーフォニアム・コンチェルト」、美しい2楽章の演奏が収められています。アッペルモントの冒険の旅も、この曲で心を癒しておしまい(明日から仕事に学校にがんばりましょう!)。(松浦正敏) |