No. | 曲名 | 時間 | 楽譜情報 |
1 | The Red Machine - P.Graham | 8’24 | UN603 |
2 | Intrada (on a Theme by Tallis) - P.Graham | 2’21 | 取寄可能 |
3 | Bravura (A Fantasy on British Folk Songs) - P.Graham | 6’01 | 取寄可能 |
4 | Hine e Hine - P.Graham | 3’29 | 取寄可能 |
5 | Call of the Cossacks - P.Graham | 9’41 | 取寄可能 |
6 | Elegy (from Harrison’s Dream) - P.Graham | 3’26 | 取寄可能 |
7 | Shine As the Light - P.Graham | 7’41 | 取寄可能 |
8 | Whirlwind - P.Graham | 2’33 | 取寄可能 |
9 | Alloway Tales - P.Graham | 5’17 | 取寄可能 |
10 | Timepiece - P.Graham | 5’35 | 取寄可能 |
11 | Gaelforce - P.Graham | 6’20 | UN510 |
アーティスト | The Regimental Band Coldstream Guards(コールドストリーム・ガーズ軍楽隊) |
シリーズ | CD |
編成概要 | CD【吹奏楽】 |
解説 | 「ハリソンの夢」のピーター・グレーアムの作品集第2弾!!!必ず今年話題総ドリの「ザ・レッド・マシーン」です。演奏は、英国女王陛下の音楽隊として、その名を世界中にとどろかしたイギリスの名門、コールドストリーム・ガーズ・バンド。作品も演奏も超一級品!さあグレーアムの世界へGO!!1曲目「ザ・レッド・マシーン」、パーカッションとチューバによって迫力あるスピード感を演出。トランペットとトロンボーンの切れ味も抜群。中間部のゆったりした木管の美しいメロディーは対照的でフィナーレはさらにパワーアップです。シロフォンがシャープに切れ込むと、金管群の怒涛の攻撃に木管のトリルが応戦します。まさに圧巻!!このCDは全編を通じて、ユーフォニアムの深みのある華麗な演奏に遭遇します。特に注目、3曲目「ブラビューラ」はイギリスの民謡を主題にした変奏曲。ユーフォニアムの超絶技巧に唖然。ブラボーー!!です。前のめりに演奏している中学生の諸君、この演奏を聴いてもっと胸を張ろうじゃないか。ユーフォは偉い!ソロと言えば8曲目「Whirlwind (つむじ風)」のコルネットの音色は、おもわず映画「ブラス」を思い出させます。短いけど、すごい演奏だよ!5曲目「コール・オブ・ザ・コサック」、コサックの叫び.........三つの楽章からなる組曲。2楽章のアルトサックスのソロが哀愁のメロディーを奏でます。サックスとバンドのプログラムにピックアップして演奏するのもいい考え。6曲目「エレジー」、ハープがホルンのメロディーを導きます。吹奏楽がここまで美しく演奏できるのか!って改めて実感(話題曲「ハリソンの夢」の一部からです)。10曲目「タイムピース」は金管5重奏のための作品。凄腕の5人をそろえよう。編成はTP3、Hr1、Ehp1(チューバでも良いかも)、結構難しいよ。レッドマシーン同様、注目曲11曲目「ゲールフォース」、アイルランドの民謡を素材にした音楽。曲は打楽器が躍動的なリズムを打ち鳴らすと舞曲風なメロディーが前後半を支配します。中間部のフリューゲルホルンの独奏は哀愁に満ちた旋律をたいへん美しく演奏。シビレます......はじめのテーマに戻ると、バリバリのドラムセットが加わりポップ調のノリでダイナミックに曲を閉じます。まちがいなく、人気曲ランキングにノミネートされる作品です。これでおしまい。あれあれ........アンコールの声が聞こえたのか「ザ・レッド・マシーン」の演奏が始まりました!おっと、ちょっとちがうぞ.......(松浦正敏) |