作曲者 | Jay Chattaway(ジェイ・チャタウェイ) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | 作曲はジェイ・チャタウェイで、彼は映画やテレビの音楽を作曲していて、映画「スター・トレック」の音楽で有名です。現在は西ヴァージニア大学の居住作曲家を務めています。この曲はペンシルヴァニア音楽教育協会の委嘱で、彼が昔住んでいた鉄鋼の町、同州モノンガヘラ谷を描いた曲です。打楽器が多用され、それが鉄鋼の工業的なサウンドを表現していたり、公園のバンドや、その地方の伝統のジャズバンドの音楽なども含まれています。曲は4分の4拍子で打楽器のロールで開始され、長い序奏をつくり、突然木管が細かく動き、速い主部に入リ、ユーフォニアムが歌います。打楽器と金管のリズムが快適な主題を導き出し、次のスウィングに移り、アルト・サックスの長いソロとなる楽しい部分で金管も加わっていきます。それが高まり、最後は今までの主題が組み合わされてコーダとなり終わります。市民バンドなどにおすすめの曲。グレード5、8分39秒。 (秋山紀夫) |