作曲者 | 三浦真理(ミウラ・マリ) |
シリーズ | アンサンブル |
編成概要 | フルート四~五重奏 |
解説 | 【楽曲解説(佐野悦郎)】 《グリーンスリーブス》は16世紀の中頃からイギリスのイングランドで歌い継がれてきた最も知られた古い民謡です。直訳すれば「緑の袖」の意味で、その「緑の服」をまとった憧れの美しい乙女に恋する抒情的な詩(うた)として知られています。この民謡を主要テーマとして取り上げ、詩に秘めた恋物語を古風なバロック風の音素材である舞曲(ダンス)を組曲形式にまとめ、描かれた「擬古典主義」の音楽です。その音楽素材とはバロック時代の偉大な作曲家達(解説参照)であり、コラージュ(引用)を含めて、彼らのオマージュ(敬意)として捉えています。ちなみに、この民謡を主題にした楽曲は数多くありますが、中でも、イギリス近代の代表的な作曲家ヴォーン=ウィリアムズ(1872~1958)の管弦楽曲『グリーンスリーブス幻想曲』が有名です。 |
解説2 | 《三浦真理プロフィール》 1983 年、国立音楽大学作曲科首席卒業。同大学院修了。第1回サクソフォーン協会主催作曲コンクール入選。ピアノデュオ国際作曲コンクール第1回・第2回入選。器楽・ピアノ・合唱、作品多数。音楽教科書掲載作品では、作詞も手がける。現在、研修会の講師、吹奏楽コンクールの審査員としても活動している。 |
編成 | Flute 1 Flute 2 Flute 3 Flute 4 Option Flute 5 / Piccolo |