作曲者 | 八木澤教司(ヤギサワ・サトシ) |
シリーズ | アンサンブル |
編成概要 | サックス四重奏 |
解説 | バリトン・サクソフォーン奏者の浅利真さん(ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテット)の提案もあり、私の吹奏楽曲の代表作でもある「太陽への讃歌―大地の鼓動」(2005年)のコラールを基に2016年に作曲したのが「陽のあたる庭」です。木漏れ日のあたる温かな庭(憩いの空間)をイメージした耳馴染みやすい小品に仕上げました。 原曲は独奏楽器とピアノのための作品(フルート、バスーン、クラリネット、サクソフォーン、ユーフォニアム、テューバなど)でしたが、ご要望が多くありましたのでアンサンブルでも演奏できるように改編しました。(八木澤教司) |
解説2 | 《八木澤教司プロフィール》 武蔵野音楽大学作曲学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。吹奏楽やアンサンブルの代表作は日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国、南米でも重要なレパートリーとなる。 2019年11月9日、天皇陛下御即位奉祝記念式典・国民祭典において天皇皇后両陛下「お出迎えのファンファーレ」として、東京2020パラリンピック開会式の式典音楽として作品がそれぞれ抜擢された。その他、ヨーロッパで歴史的権威のあるスペイン・バレンシア国際吹奏楽コンクールの課題曲に作品が選定、ミステリー映画「ソロモンの偽証・後篇」では《輝きの海へ》が挿入曲として使用されるなど活動は多岐に亘る。これまで全国植樹祭、全国高等学校総合体育大会、国民体育大会の式典音楽制作を歴任。その他、各種コンクール審査員、客演指揮、指導、講演、音楽雑誌執筆に加え、音楽出版社のプロジェクトアドバイザーなどを務める。 合唱曲として手がけた《あすという日が》は“希望の歌”“東日本大震災復興シンボル曲”と称され、2011年第62回NHK紅白歌合戦において夏川りみ、秋川雅史の両氏によって熱唱された。第21回日本管打・吹奏楽 アカデミー賞[作・編曲部門](2011年)受賞、平成23年度 JBA下谷奨励賞を受賞。 2020年度より関西に拠点を移し、神戸女学院大学音楽学部で作曲・音楽理論・吹奏楽の指導にあたる。 |
編成 | Bb Soprano Saxophone Eb Alto Saxophone Bb Tenor Saxophone Eb Baritone Saxophone |