| 作曲者 | Joseph Schwantner（ジョセフ・シュワントナー） |
| シリーズ | 輸入オリジナル |
| 編成概要 | 吹奏楽 |
| 解説 | この曲は1977年、イーストマン・ウインド・アンサンブルとその指揮者ドナルド・ハンスバーガーに捧げられたもので、全米芸術基金の作曲賞を受けた作品です。タイトルと曲のアイディアは、詩人キャロル・アドラーの「アリオーソ」というモダンな詩からヒントを得たもので、詩の内容は次のとおりです。「アリオーソ、鐘 セピア色 月の光 午後の太陽は雨に白ける そしてどこにも山の姿はない 響きが戻ってくる 音と無音の鐘」 この曲についてハンスバーガーは次のようにつけ加えています。──我々は過去に地球上でいくつもの悲劇を体験してきた。この詩と音楽の作者は私たちに、「この地球上にヒューマニズム（人道主義）が確立されないかぎり、宇宙に平和は訪れない」と訴えているようだ。それがつまり「山はどこにもない」というメッセージなのだ。このような理解をもって演奏したいと思う。──（秋山紀夫） |
| 編成 | Full Score (Score is in ”Open” or ”French” format) Flute I-II-III-IV-V-VI (I， II， III， and IV doubling C Piccolo) Oboe I-II-III-IV (III and IV doubling Eng. Horn; all doubling glass crystals) Bassoon I-II-III-IV B-flat Soprano Clarinet I-II B-flat Trumpet I-II-III-IV Horn in F I-II-III-IV Trombone I-II-III Bass Trombone Tuba String Bass Piano (amplified) Timpani Percussion I II-III-IV-V， including: Bass Drums (3) Bell Tree Crotales Glockenspiel I-II Marimba Suspended Cymbals (10) Tam-tams (2) Timbales Timpani Tom-Toms (3 sets of 4， 4， and 3) Triangles (6) Tubular Bells Vibraphone I-II Water Gongs (2) Xylophone I-II Players singing |