作曲者 | James Swearingen(ジェームズ・スウェアリンジェン) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | この曲はスウェアリンジェンのファンにとっては見逃せない曲です。「アイガー」はスイス・アルプスにある3970mの山で、エヴェレストやマッターホルンと並んで最も登頂家の人気を集めている山です。特にその北壁は登るのが大変難しく魔の山とも言われています。この曲はその北壁にいどんで遭難した登山家の息子ジョン・ハーリン(その時9才だった)が、40年後に父に代わってこの北壁の登頂に成功するという物語をもとに作曲したものです。この曲の特徴は、スウェアリンジェンにはめずらしく、短調で作曲されていて悲壮感にあふれていることです。曲はゆっくりした序奏のメロディーが美しく盛り上がり、速い6/8拍子の主部は金管が第1主題を奏し、第2主題は打楽器に導かれトロンボーンが歌い、木管の軽快なテーマや中音セクションのレガートなメロディーも現れ変化に富んでいます。ゆっくりした中間部は美しいフルートのソロが中心となります。後半は打楽器から開始され、はじめの主部の後半をくり返しコーダに入って終わります。ロバート・スミスのバーンハウス入りに負けまいとするかのようなスウェアリンジェンの力作です。(秋山紀夫) |
編成 | スコア識別 Full Score 木管楽器 Flute Piccolo Bb Clarinet 1 Bb Clarinets 2&3 Bb Bass Clarinet Bassoon Eb Alto Saxophone 1 Eb Alto Saxophone 2(Eb Alto Clarinet Bb Tenor Saxophone Eb Baritone Saxophone 金管楽器 Bb Trumpet 1 Bb Trumpets 2&3 F Horns 1&2 Trombone 1 Trombones 2&3 Euphonium(Baritone) Tuba Double Bass 打楽器 Timpani Percussion 1 (Snare Drum, Bass Drum, Vibra Slap, Triangle) Percussion 2 (Vibes, Marimba, Bongos, Temple Blocks) Percussion 3 (Gongs, Suspended Cymbal, Mark Tree, Crash Cymbal, Shaker, Tambourine, Ride Cymbal) Mallet Percussion (Chimes, Xylophone, Bells) |