作曲者 | Philip Sparke(フィリップ・スパーク) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | スパークがAnglo Music出版社に移ってからの作品で、彼の交響曲第1番となった曲。各楽章それぞれ7分20秒、7分1秒、7分28秒、9分24秒と、4楽章が少し長いだけで他はコンクールで演奏できる長さ。“大地”はアレグロ・ヴィーヴォで元気よく開始されるソナタ形式の曲。“水”はピアノやハープから開始され、木管中心の美しいムードを持ち、水のきらめきが表現される。中間部で高まり(この部分が大らかでよい)静かに終わる。“太陽”は、シンセサイザーと打楽器でゆっくり開始され、アリゾナ州の砂漠の上に照る太陽が表現される(この曲は北アリゾナ大学の以来で作曲され、1999年10月に初演された)。途中でインディアンの祈りの声もきかれ、灼熱の太陽が照りつけてくるが、再び静かに終わる。“風”は“太陽”から切れ目なしにはじめられ、嵐やそよ風が表現される。どの楽章もピアノやハープが用いられていて大編成のバンド向きの力作。(秋山紀夫) |
編成 | Score/Piccolo/1st Flute/2nd Flute/Oboe/Eb Clarinet/1st Clarinet in Bb/2nd Clarinet in Bb/3rd Clarinet in Bb/Alto Clarinet/Bass Clarinet/Bassoon/1st Alto Saxophone/2nd Alto Saxophone/Tenor Saxophone/Baritone Saxophone/1st Trumpet in B♭/2nd Trumpet in B♭/3rd Trumpet in B♭/1st Horn in F/2nd Horn in F/3rd Horn in F/4th Horn in F/1st Trombone/2nd Trombone/3rd Trombone/Euphonium/Tuba/String Bass (Electric Bass)/Percussion |