作曲者 | 八木澤教司(ヤギサワ・サトシ) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | 堀越高等学校吹奏楽団委嘱作品。同団の顧問兼指揮者である吉澤隆教諭は作曲者である八木澤教司氏がデビューした当時から親交を深めてきた。当作品は八木澤氏への委嘱シリーズ第3作目にあたり、120曲を越える吹奏楽曲を書いてきた作曲者には数少ない和をテーマした作品を依頼した。それは吉澤教諭が日本人の魂や歴史を音楽で海外に発信してほしいという願いがあったからだ。 テーマは日本の“武士道”。それは時代によって変遷し、そして脈々と受け継がれてきた大和魂のことである。時にはそれは“もののふ(MO-NO-NO-U)”と呼ばれ、この精神を乱世の世で体現した重要な人物が土方歳三である。彼は武士の最後の時代に武士道を真に発揮させた信念の男であり、命を懸け時代に逆らってもその精神を貫いた。この作品には武士道、そして歳三の熱い生き様が反映されている。 尚、作品には和太鼓や竹といった日本独特の楽器が使用されているが、作曲者は海外のバンドでも幅広く演奏できるよう代替楽器を指定している。(八木澤教司) |