作曲者 | Joseph Spaniola(ジョセフ・スパニョーラ) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | この曲ははじめ「大地と水のファンファーレ」という構想でしたが、まとまっていませんでした。2008年はじめに、オクラホマ州立大学のポール・コムプトンから、2008年の国際トロンボーン・フェスティヴァルで演奏する曲の委嘱を受け、その構想をもとに作曲されました。作曲者のジョセフ・スパニョーラは「タイトルの『ウォーター』は、オクラホマ州立大学が『スティルウォーター』(州の中北部)という町にあり、また自分がちょうどそのころ、フロリダ州ぺンサコーラの美しいガルフ海岸の海辺に引っ越したばかりだったからつけた」と述べています。吹奏楽版は、トロンボーン・アンサンブルとして作曲したものをまもなく編曲、よりカラフルに拡大されています。まず、木管の高音とトランペットにより、弾むような9/8拍子のリズムで楽しげに開始され、この主題はいろいろな楽器に引き継がれ、途中12/8拍子に変わったりしながら、テンポを変えずに進んでいきます。打楽器も活躍し、コンサートなどの幕開けに相応しい曲です。(秋山紀夫) |