作曲者 | Jan Van der Roost(ヤン・ヴァンデルロースト) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | 「オマージュ」には「賞賛」という意味があり、この曲は文字どおり、ある音楽家を讃えて作曲されました。その音楽家とはオランダの作曲家ヤン・デハーン(1951年 )で、彼は小さいときからトロンボーンを習い、ユトレヒト(オランダ中部、アムステルダムの南東38km)の音楽院で指揮法や作曲を学び、オランダでトップのブラス・バンド「ソリ・デオ・グロリア」の指揮にあたりました。1994年、「ソリ・ブラス」の指揮をはじめて20年目にあたり、ベルギ一人のファンデルローストにその記念の曲を委嘱しました。そのためヤン・デハーンとソリ・デオ・グロリアのスペルのなかからD-E-G-A-Hの頭文字を抜き出し、この文字を音に置きかえて、曲のはじめの主題とし、後半にはデハーンが好きだというサン=サーンスの「オルガン交響曲(交響曲第3 番ハ短調作品78)」のテーマを用い、曲のクライマックスで、この2つの主題が絡みあうように作曲されています。(秋山紀夫) |