作曲者 | Bert Appermont(ベルト・アッペルモント) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | 子供たちにもよく知られた「ガリバー旅行記」は、1726年に出版された風刺文学で、ガリバー博士が船でいろいろな島をまわり、そこで珍しい体験をする物語です。曲は4つの楽章から出来ています。第1楽章「リリパット(小人の国)」、ピッコロと小太鼓ではじまる可愛らしいマーチで、トランペットの第2主題のあと木管楽器で元気よくくり返され、静かに終ります。第2楽章「ブロブディングナグ(巨人の国)」、テュッティで不気味に開始され、低音楽器のメロディーは、巨人が歩き回る様子を描いています。このメロディーは楽器を変えてくり返され、最後はテンポを速めて終ります。第3楽章「ラピュータ(浮き島)」、ゆっくりした6/8拍子で、木管のメロディーが浮き島を表現します。金管の第2主題も現れますが、始めの旋律にもどって静かに終ります。第4楽章「フイヌム(馬の国)」、人間の理性を備えた馬の物語で、テンポの速い前奏が馬を表現し、金管が元気のよい主題を奏し、中間部でゆっくりとした2/2拍子になりますが、再びテンポを速めて元気よく終ります。(秋山紀夫) |
編成 | Piccolo/Flutes 1&2/Oboe 1/Oboe 2 (English Horn)/Bassoons 1&2/Eb Clarinet/Bb Clarinets 1-3/Eb Alto Clarinet/Bb Bass Clarinet/Eb Alto Saxophones 1&2/Bb Tenor Saxophone/Eb Baritone Saxophone/Bb Trumpets 1-3/F Horns 1-4/Trombones 1-3/Euphonium/Tuba/String Bass/Timpani/Percussion/Mallet Percussion |