作曲者 | James Barnes(ジェームズ・バーンズ) |
シリーズ | 輸入オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | バーンズの作品95番にあたるこの「ゴールデン・フェスティヴァル序曲」はアメリカ陸軍野戦軍楽隊の創立50周年を祝って作曲し、同隊と隊長のジャック・H・グローガン大佐に捧げた曲で、当然技術的に高度な内容をもつ曲です。 曲は速い-遅い-速いの3部形式で書かれていて、第1部は上行形の主題で開始され、短い前奏のあと、主部に入り、序奏の上行形の音型が主題となって展開されます。クライマックスをつくったあと静まって、速度を落とし、中間部に入ります。ここでも上行形の主題を用いながらロマンチックな雰囲気となり、途中でサクソフォーンの4重奏もあらわれ、そのあと、バーンズらしい美しいメロディとなり、ホルンやトランペットが歌います。たいへん魅力的な部分です。 そして再びテンポの速い第3部に入りますが、ここではユーフォニアムの動きによるブリッジを経て、主要主題が戻ってきて、前半とは異なった形で展開し、テンポを落としてコーダに入ります。しかし最後は再び速くなって華やかに終わります。 バーンズの作品のなかでも愛好される序曲でしょう。 (秋山紀夫) |
解説2 | ※ロケットミュージック代表の助安博之はアメリカの出版社「Southern Music Co.(サザン・ミュージック・カンパニー)」に日本人初の社員として8年間勤務。「Southern Music Co.」専属作曲家のJames Barnes(ジェームズ・バーンズ)とは長年親しくさせていただいた同僚です。 |
編成 | スコア識別 Full Score 木管楽器 Piccolo Flute 1 Flute 2 Oboe Eb Clarinet Bb Clarinet 1 Bb Clarinet 2 Bb Clarinet 3 Eb Alto Clarinet Bb Bass Clarinet Bassoon Eb Alto Saxophones 1&2 Bb Tenor Saxophone Eb Baritone Saxophone 金管・弦楽器 Bb Trumpet 1 Bb Trumpet 2 Bb Trumpet 3 F Horn 1 F Horn 2 F Horn 3 F Horn 4 Trombone 1 Trombone 2 Trombone 3 Euphonium Tuba String Bass(Electric Bass) 打楽器 Percussion |