作曲者 | Leroy Anderson(ルロイ・アンダーソン) |
シリーズ | 輸入クラシックアレンジ(中上級) |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | この曲はアンダーソンの曲の中で一番ヒットし、かつ有名な曲の1つです。彼はいつも、曲よりタイトルが先に浮かんで、それから作曲したと言われていますが、この曲に限っては、メロディーがはじめに頭に浮かんできたそうです。「ブルー・タンゴ」は1952年、器楽曲としてはじめてヒット・パレードに15週間も登場し、7週間1位を独占しました。ヒルビリーの全盛時代でロックンロールがはじまったばかりのその頃、こうした純粋な器楽曲がヒットすることは全く異例なことで、それだけに、この曲のメロディーがいかに魅力的であったかがわかります。その後この曲は、ジャズ・ナンバーとしても、またロックンロールとしても演奏されたため、ミッチェル・パリッシュが詩をつけています。原曲はもちろん弦楽器の特長を生かしたものですが、管楽器で演奏してもその旋律の魅力は充分伝わってきます。(秋山紀夫) |