編曲者 | Jan Cober(ヤン・コベル) |
作曲者 | Zoltan Kodaly(ゾルターン・コダーイ) |
シリーズ | 輸入クラシックアレンジ(中上級) |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | ハンガリーの作曲家コダーイが1939年に作曲した管弦楽曲をベルギーのヤン・コベルが吹奏楽用にアレンジした作品です。吹奏楽コンクールでも1990年代ごろから自由曲として大人気で今でも演奏されることが多い曲です。 ハンガリーの詩人アディ・エンドレの1907年の詩集「血と金 V r s arany」の詩をもとにコダーイが合唱曲を作り、コダーイ自身により主題、第1変奏 第16変奏、終曲からなる管弦楽曲が作られました。 主題となるメロディはペンタトニック音階で作られ、素朴で懐かしさを感じさせ聴く人の心に染み入ってきます。 「くじゃく」はハンガリーでは希望の象徴とされていて、アディ・エンドレの詩はかつてオスマン帝国の支配下に置かれたマジャール人が支配からの解放を願う気持ちがこめられています。管弦楽曲が作曲された1939年はちょうど第二次世界大戦が勃発した年でコダーイこの詩を選び、伝統のメロディをつけたのも圧政への抗議の気持ちがこめられてるとも言われています。 |