編曲者 | Mark Rogers(マーク・ロジャース) |
作曲者 | John Philip Sousa(ジョン・フィリップ・スーザ) |
シリーズ | 輸入クラシックアレンジ(中上級) |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | この曲の原タイトルは、”Suite of Scenarios for Cinematographers”(映画のためのシナリオ組曲)で、1915年、映画が登場してすぐにスーザが作曲した描写風な組曲です。第2楽章「セレナーデ」、スーザ・バンドの各パートの名人芸を紹介できるように書かれています。まず金管セクションのコラール、次に木管セクションの流れるようなメロディーにホルンが絡み、アルトサックスのカデンツとなり、クラリネットのソロやトランペットの二重奏が続いていきます。パート紹介の曲としてとても便利です。7分30秒で、アンコールには少し長いかもしれません。第2楽章「悪党と内気な女中」、ミステリー風にはじまりバスーンのソロが聴かれます。そのあとハープの伴奏にのってオーボエが女中を表現します。次々に不気味な音楽のあとバスーンが悪者を表現します。続いてオーボエとバスーンのかけ合いが二人の争いを表し短く終わります。4分15秒。第3楽章「平均運動とスウィングするパートナー」、1920年代に流行したラグ・タイムのリズムの楽しいダンス音楽です。速く軽快で、スコット・ジョプリン風な流れるようなトリオを持つ3部形式の曲です。4分47秒。2004年はスーザ生誕150年にあたるので、ぜひ全国のバンドのコンサートでこうしたスーザのマーチ以外の曲を取り上げてもらいたいです。(秋山紀夫) |
解説2 | ロケットミュージック代表の助安博之はアメリカのこの「Southern Music Co.」出版社に日本人初の社員として8年間勤務。このMark Rogers(パーシー・グレンジャーの研究第一人者として有名で、Southernの出版制作長としても本領を発揮)とは長年の同僚。 【オンデマンド出版について】 こちらの商品はオンデマンド出版になりますので、現地出版社での再販スケジュールにより入荷に「3週間~4週間」もしくは「2ヶ月以上」お時間がかかることがございます。ご了承ください。 |
編成 | Score/Piccolo/1st Flute/2nd Flute/Oboe/Eb Clarinet/1st Clarinet in Bb/2nd Clarinet in Bb/3rd Clarinet in Bb/Alto Clarinet/Bass Clarinet/Bassoon/1st Alto Saxophone/2nd Alto Saxophone/Tenor Saxophone/Baritone Saxophone/1st Trumpet in B♭/2nd Trumpet in B♭/3rd Trumpet in B♭/1st Horn in F/2nd Horn in F/3rd Horn in F/4th Horn in F/1st Trombone/2nd Trombone/3rd Trombone/Euphonium/Tuba/String Bass (Electric Bass)/Percussion |