作曲者 | 広瀬勇人(ヒロセ・ハヤト) |
シリーズ | オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | この作品は2020年、ロケットミュージックへの書き下ろし作品として作曲されました。 「四季の森」とは、画家の林義雄氏(1905-2010)が描いた絵画のタイトルで、春夏秋冬をそれぞれ表した4本の木の周りで、動物や子供たちが楽しく過ごす様子が描かれています。曲もこの絵画の内容に沿っており、穏やかな春(冒頭~)、動物たちが活発な夏(con brio~)、子供たちが遊ぶ秋(Moderato~)、しっとりとした冬(Largo~)の起承転結の構成で、絵画の持つのどかで温かな世界観が表現されています。 演奏グレードは2.5と抑え気味で、演奏人数も最小で7人(Cl / A.Sax / B.Sax / Trp / Hr / Trb / Timp)の少人数バンドから演奏が可能ですが、10人台前半の小編成から40人前後の中編成まで、どの様な人数でも安定したサウンドとなる様に書かれています。また、楽譜に書かれたキュー(豆譜)を使用すれば、上記の組み合わせ以外の少人数バンドでも演奏することが出来ます(打楽器が1人しかいない場合は、ティンパニを演奏しながら、パート譜に書かれたサスペンデッド・シンバルのキュー(豆譜)を同じマレットで演奏すると、少人数でもより厚みのあるサウンドとなるでしょう)。(広瀬勇人) |
解説2 | 【作家プロフィール】 1974年東京生まれ。東京ミュージック&メディアアーツ尚美を首席で卒業後、ボストン音楽院(米国)で優秀賞を受賞し卒業。レメンス音楽院大学院(ベルギー)にてヤン・ヴァンデルロースト氏の元で研鑽を積む。同音楽院の作曲科及び指揮科で修士号を取得。日本現代音楽協会作曲新人賞入選、ニューイングランド学生作曲コンクール第1位、21世紀の吹奏楽「響宴」入選。 これまで数多くの委嘱作品を手掛け、作品は日米欧の各出版社より出版、録音される。代表作「キャプテン・マルコ」「ブレーメンの音楽隊」等は、日本や欧米各国で演奏され、「アメリカン序曲」「ブレーメンの音楽隊」「バベルの塔」「ダビデの栄光」といった作品がドイツ、スイスの吹奏楽コンクールの課題曲に選出される。 作曲をヤン・ヴァンデルロースト、ピート・スウェルツ、アンディ・ヴォース、松平頼暁各氏に師事。又、指揮者としても精力的に活動している。尚美ミュージックカレッジ専門学校専任講師。 |
編成 | スコア Full Score アドバイス付きFull Score(スコアの各所に作曲者本人によるアドバイスが記載されてます) 木管楽器 *Flute (Opt.) *Oboe (Opt.) *Bassoon (Opt.) Bb Clarinet 1 (2) *Bb Clarinet 2 (2) (Opt.) *Bb Bass Clarinet (Opt.) Eb Alto Saxophone *Bb Tenor Saxophone (Opt.) Eb Baritone Saxophone 金管・弦楽器 Bb Trumpet 1 (2) *Bb Trumpet 2 (2) (Opt.) F Horn 1 *F Horn 2 (Opt.) Trombone 1 *Trombone 2 (Opt.) *Euphonium (Opt.) *Tuba (Opt.) *String Bass (Opt.) 打楽器 Timpani, Snare Drum *Percussion (Opt.)(Suspended Cymbal, Wind Chimes, Hi-hat) *Glockenspiel (Opt.) 最小7名 演奏可能 |