作曲者 | 八木澤教司(ヤギサワ・サトシ) |
シリーズ | オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | 北海道芽室高等学校創立70周年記念委嘱作品。2019年夏に元顧問である太田究先生の指揮と吹 奏楽部によって世界初演され、同年秋に開催された記念式典において私自身の指揮で生徒さんた ちと共演し披露しました。 ジェロミナツィオーネとはイタリア語で「発芽」という意味で、学校名である「芽室」にちなん でタイトルを名づけました。植物が力強く大地に芽吹き発芽するように、生徒さんたちがたくま しく成長することを願って作曲しています。この地域に訪れて感じた大自然の偉大さ、美しさをド ラマチックに描写しました。 出版楽譜の表紙は、一緒に現地を訪れた妻が描いたものです。作品中のワンシーンのイメージと して参考にしていただけましたら幸いです。 なお、この楽譜は太田究先生がまもなく還暦を迎えられると伺ったことをきっかけに、お祝い の意味も兼ねて新たな気持ちで標準編成に改訂した2024年新版です。 (八木澤教司) |
解説2 | 《八木澤教司プロフィール》 作曲家、神戸女学院大学音楽学部准教授。武蔵野音楽大学作曲学科卒業、同大学大学院音楽研 究科修士課程修了。 代表作は日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国でもレパートリーとして親しまれて いる。2019年11月9日天皇陛下御即位奉祝記念式典・国民祭典において天皇皇后両陛下「お出迎 えのファンファーレ」として、東京2020パラリンピック開会式の式典音楽として作品がそれぞれ 抜擢された。合唱曲として手がけた《あすという日が》は“希望の歌”“東日本大震災復興シンボル 曲”と称され、2011年第62回NHK紅白歌合戦において夏川りみ、秋川雅史の両氏によって熱唱さ れた。 これまで全国植樹祭、全国高等学校総合体育大会、国民体育大会の式典音楽制作を歴任。各種 コンクール審査員、客演指揮、指導、講演、音楽雑誌執筆に加え、音楽出版社のプロジェクトアド バイザーを務める。公式YouTubeアカウントでは、吹奏楽部員へ向けたアドバイスや質疑応答を LIVE配信中。 第21回日本管打・吹奏楽アカデミー賞[作・編曲部門](2011年)受賞、平成23年度JBA下谷奨 励賞を受賞。 |
編成 | Full Score Piccolo Flute 1 Flute 2 *Oboe (Opt.) *Bassoon (Opt.) *Eb Clarinet (Opt.) Bb Clarinet 1 Bb Clarinet 2 Bb Clarinet 3 Bb Bass Clarinet Eb Alto Saxophone 1 Eb Alto Saxophone 2 Bb Tenor Saxophone Eb Baritone Saxophone Bb Trumpet 1 (Opt.Picc.Tp.) Bb Trumpet 2 Bb Trumpet 3 F Horns 1&2 F Horn 3 Trombone 1 Trombone 2 Trombone 3 Euphonium Tuba *String Bass (Opt.) Timpani Mallet Percussion(Glockenspiel,Chimes,Xylophone) Percussion 1(Finger Cymbals,Clash Cymbals,Hi-Hat Cymbals,Chimes) Percussion 2(Gong,Suspended Cymbal,Tom-Tom(4),Snare Drum) Percussion 3(Bass Drum,Triangle) |