作曲者 | 広瀬勇人(ヒロセ・ハヤト) |
シリーズ | オリジナル |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | 「火の鳥~時空を超えて~」は2023年、ロケットミュージックへの書き下ろし作品として作曲されました。 曲は、日本を代表する漫画家、手塚治虫の描いた長編作品「火の鳥」に作曲のインスピレーションを得ています。永遠の命を持ち、何度も生き返って古代から未来の世界を渡り歩く火の鳥と、限られた命の中で争いや葛藤を繰り返す人間社会との対比を通じ、人は限りある命だからこそ、与えられた時間を大切にして精一杯生きるべきである、というこの漫画のメッセージが作曲者なりに消化され、音楽として表現されています。 最小で6人(管楽器5人打楽器1人)から演奏することが出来、10人台の小編成バンドや、25~35人程度の中編成バンドでもそれぞれ色彩豊かで迫力ある演奏が期待出来ます。それぞれのパートに見せ場があり、多少難しいパッセージや音型も練習すれば問題なく演奏出来る様になり、練習を重ねていく過程で演奏者は大きな達成感を得ることが出来るでしょう。 打楽器は3パートで書かれていて、最小で1人から演奏することが出来ます。人数が少ない場合はS.C.やWind ChimeをTimpの前に置いて1人で同時に複数楽器を演奏し、逆に3人以上いる場合は楽器を振り分けて、1人1人の負担を少なくして演奏することが出来ます。 (広瀬勇人) ●佐藤正人先生による「演奏上のアドヴァイス赤入り」フルスコア付き(通常フルスコアと2種のスコア付き) |
解説2 | 《広瀬勇人プロフィール》 東京生まれ。国際基督教大学高等学校を卒業後、東京ミュージック&メディアアーツ尚美を首席で卒業。その後アメリカのボストン音楽院作曲科で優秀賞を受賞し卒業し、ベルギーのレメンス音楽院大学院にて作曲をヤン・ヴァンデルロースト氏に師事。同校の作曲科および指揮科を卒業し、修士号を取得。 日本現代音楽協会新人賞入選、ニューイングランド学生作曲コンクール第1位、21世紀の吹奏楽「響宴」入選。日本、アメリカ、ヨーロッパの各出版社より多くの作品が出版され、ドイツ、スイス、シンガポールの吹奏楽コンクールの課題曲に選出される。 作曲をヤン・ヴァンデルロースト、ピート・スウェルツ、アンディ・ヴォース、松平頼暁各氏に師事。又、指揮者としても精力的に活動する他、吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテストの審査員、講習会講師、21世紀の吹奏楽「響宴」の選曲委員等を務める。 尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。著書「必ず役立つ 吹奏楽ハンドブック 小編成編」(ヤマハ)、DVD「小編成バンドのための『サウンドバランス』メソッド」(ブレーン)他多数。 |
編成 | スコア Full Score アドバイス付きFull Score(スコアの各所に佐藤正人先生によるアドバイスが記載されています) 木管楽器 *Flute 1(Opt.) *Piccolo(or Flute 2)(Opt.) *Oboe(Opt.) *Bassoon(Opt.) Bb Clarinet 1 *Bb Clarinet 2(Opt.) *Bb Bass Clarinet(Opt.) Eb Alto Saxophone *Bb Tenor Saxophone(Opt.) *Eb Baritone Saxophone(Opt.) 金管楽器 Bb Trumpet 1 *Bb Trumpet 2(Opt.) *F Horn 1(Opt.) *F Horn 2(Opt.) Trombone 1 *Trombone 2(Opt.) *Euphonium(Opt.) Tuba *String Bass(Opt.) 打楽器 Percussion 1(Timpani,Suspended Cymbal,3 Toms,W.Chimes) *Percussion 2(Bass Drum)(Opt.) *Percussion 3(Xylophone, Glockenspiel, Marimba)(Opt.) 最小6人から演奏可能です。 |