作曲者 | 八木澤教司(ヤギサワ・サトシ) |
シリーズ | ソロ(木管,金管,打楽器) |
編成概要 | テューバ/ピアノ |
解説 | 【編成:テューバ/ピアノ(ピアノ伴奏あり)】 《曲解説》 大阪交響楽団テューバ奏者である潮見裕章さんの委嘱で作曲し井上学先生の指揮、早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドによって2014年に世界初演されました。その後、潮見さんはウインドカンパニー管楽オーケストラの八木澤教司作品集CD「夢の華」(ワコーレコード)でもソリストとして名演を残してくださる他、台湾やシンガポールなどアジア諸国でも披露し話題となりました。 これまで私はクラリネット、サクソフォン、トランペット、トロンボーン、打楽器などたくさんの独奏楽器と吹奏楽のための協奏曲を作曲してきました。吹奏楽現場にいらしている楽器講師の先生と生徒さんたちが共演できるチャンスを創りたいという願いからこのシリーズを続けていますので、最終的には全ての管楽器のための協奏曲の完成を計画しています。吹奏楽伴奏は中学生でも演奏できるよう配慮して書いていますので、ぜひ身近なプロの奏者と夢を実現させてください。 第一楽章 約4分10秒 第二楽章 約4分10秒 第三楽章 約6分30秒 |
解説2 | 《八木澤教司プロフィール》 武蔵野音楽大学作曲学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。吹奏楽やアンサンブルの代表作は日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国、南米でも重要なレパートリーとなる。 2019年11月9日、天皇陛下御即位奉祝記念式典・国民祭典において天皇皇后両陛下「お出迎えのファンファーレ」として、東京2020パラリンピック開会式の式典音楽として作品がそれぞれ抜擢された。その他、ヨーロッパで歴史的権威のあるスペイン・バレンシア国際吹奏楽コンクールの課題曲に作品が選定、ミステリー映画「ソロモンの偽証・後篇」では《輝きの海へ》が挿入曲として使用されるなど活動は多岐に亘る。これまで全国植樹祭、全国高等学校総合体育大会、国民体育大会の式典音楽制作を歴任。その他、各種コンクール審査員、客演指揮、指導、講演、音楽雑誌執筆に加え、音楽出版社のプロジェクトアドバイザーなどを務める。 合唱曲として手がけた《あすという日が》は“希望の歌”“東日本大震災復興シンボル曲”と称され、2011年第62回NHK紅白歌合戦において夏川りみ、秋川雅史の両氏によって熱唱された。第21回日本管打・吹奏楽 アカデミー賞[作・編曲部門](2011年)受賞、平成23年度 JBA下谷奨励賞を受賞。 2020年度より関西に拠点を移し、神戸女学院大学音楽学部で作曲・音楽理論・吹奏楽の指導にあたる。 |
編成 | Tuba/Piano |