編曲者 | 小口 遥(オグチ・ハルカ) |
作曲者 | Claude Debussy(クロード・ドビュッシー) |
シリーズ | アンサンブル |
編成概要 | ホルン六重奏 |
解説 | フランスの作曲家クロード・ドビュッシーが1890年、28歳の時に作曲したピアノ曲集「ベルガマスク組曲」の4曲目に収録されている曲です。曲集タイトルの「ベルガマスク(bergamasque)」とは、イタリアの都市「ベルガモ(Bergamo)」にちなんだ「ベルガモの」という意味であり、ドビュッシーがこの曲集を作った時期に影響を受けていた詩集の一節に使用されている言葉でもあります。「パスピエ」とは、軽やかな足取りが特徴的なヨーロッパの古い舞曲形式のうちの一つです。本来のパスピエと拍子の系統(リズムの取り方)が違う理由は、この作品を作る際ドビュッシーは当初「パヴァーヌ」という別の舞曲の性質を考えて制作していたためと考えられています。 |
解説2 | 《小口 遥 プロフィール》 「好き」を表現する演奏、「好き」を実現する演奏指導、「好き」をより追求する楽譜制作をすることを主軸に活動しているホルン奏者。 演奏面では、都内オーケストラへの客演や、東京ゲームタクト2017,2018,2019やMUSICENGINE公演への参加などゲーム音楽の演奏会に出演の他、企業のテレビCMやゲーム音楽のレコーディングへの参加など多岐にわたって活動している。 個々の技量が試される木管五重奏などの室内楽の舞台では、持ち前の器用さと機動力を活かして活動、自主企画制作を行っている。 また、2015年から自身のyoutubeチャンネルを開設。自身が楽器を愛好するきっかけとなった「好きな曲を楽器演奏で表現する」ことを追求し続けている。 演奏指導面では、多摩ユースオーケストラ、練馬ジュニアオーケストラ等の青少年のためのオーケストラへの指導や、楽器店での講師活動、フェリス女学院大学非常勤副手を兼任。自身の演奏活動で培った経験と知識を活かし、演奏することの楽しみとその楽しさを表現するための手法などの技能向上指導にあたっている。 楽譜制作においては、2015年から行っている自身のyoutubeチャンネルへの演奏動画投稿に関する楽曲や、有志で集まって開催する自主企画演奏会に向けての編曲制作を行なっている。その曲が持つ素敵なポイントを表現するために必要な研究と、それを表現するための記譜法を用いて作品を制作、提供している。 カリタス女子中学高等学校卒業後、東京音楽大学に進学。在学中に東京音楽大学シンフォニックウィンドアンサンブル台湾公演2011及び、東京音楽大学シンフォニーオーケストラ定期演奏会、欧州公演2012 ツアーへ参加。 卒業後、国内外のセミナーに参加しつつフリーランスのホルン奏者として活動を経て、2014-2017年まで東京芸術劇場ウィンド・オーケストラアカデミーに第1期生として在籍。現在もフリーランスのホルン奏者として活動している。 これまでにホルンを井手詩朗、水野信行、日高剛各氏に師事。 |
編成 | Hr6 |