No. | 曲名 | 時間 | 楽譜情報 |
1 | The Pioneers - P.Sparke | 5’38 | 取寄可能 |
2 | Largo from Winter - A.Vivaldi/arr. P.Sparke | 3’42 | 取寄可能 |
3 | Chorale and Variations - P.Sparke | 14’09 | 取寄可能 |
4 | Jerusalem - P.Sparke | 2’41 | 取寄可能 |
5 | The Four Noble Truths - P.Sparke | 14’50 | 取寄可能 |
6 | Hymn to the Fallen - J.Williams/arr. P.Sparke | 7’20 | 取寄可能 |
7 | Music of the Spheres - P.Sparke | 18’27 | UN769 |
アーティスト | Deutsche Blaserphilharmonie、 Walter Ratzek、 conductor(ドイツ・ブレーザーフィルハーモニー) |
シリーズ | CD |
編成概要 | CD【吹奏楽】 |
解説 | スパークの作品集がさらにパワーアップで登場!!CDジャッケットには惑星のデザインで強烈アピール。もう誰にも止められません。彼の超宇宙規模の創作力に今回も脱帽です!1曲目「ザ・パイオニアーズ(先駆者たち)」、わくわくさせる華やかで力強いイントロ。彼のアルバム、最初の曲にはいつもヤラレマス!快いリズムに乗ってテンポ良く曲は進行(いつものパターン?と言わないで)。ユーフォニアムのメロディーが勇壮。挑戦すべし!コンサートのオープニングに最適。効果抜群です。2曲目「ラルゴ 四季から冬」、世界的に有名なヴィヴァルディの旋律を吹奏楽アレンジで。優雅に演奏、サックスの冒頭のソロは聴かせたいです。取り組みやすく名曲なのでコンサートのプログラムに即採用。3曲目「コラールと変奏曲」、朗々とコラールが歌われます。中低音の響きに感動。このまま終わっても良いくらい。中間からのバリエーションは一転エネルギッシュに。この展開がGOOD!でもこのままでは終わりません、さらに二転三転。圧巻はフィナーレ。中音域のセクションがメロディーを気持ちよく歌い、クラリネット、フルートが細かく速いパッセージをビュンビュン吹きまくります。(もう参った!)4曲目「エルサレム」、1918年パリーによって作曲されました。スパークの優れたアレンジで感動的に演奏されています。5曲目「ザ・フォー・ノーブル・トゥルース(四諦)」、曲は4つの比較的短い(1曲4分くらい)楽章からなります。1楽章、テンポが速めながら重苦しい雰囲気の音楽です。2楽章も前の楽章を受け継いでいる感じがしますが、明るい光を取り戻しつつあると言った感じ。スネアドラム演奏が緊張感を放ちます。3楽章のユーフォニアム、サックスで始まる美しいメロディーが印象的。4楽章、クラリネットで始まる音楽は、次第に力を増し堂々と旋律を演奏します。一度小さくなり、再度復活ドラマチックに曲を閉じます。6曲目「戦没者たちへの賛歌」、ジョン・ウイリアムズの映画音楽を吹奏楽アレンジ。美しく感動的に仕上げています。金管楽器のコラールの演奏はブラボー!(木管楽器も負けてません)7曲目「宇宙の音楽」、ついに登場大注目曲!! 冒頭、ホルンのソロは壮大な作品を予感させます(まさにスペースアドベンチャー、GO! GO!)さらにパンチ力のある全体のサウンドに圧倒(すごい)!!変化に富んだ作品で各管楽器の独奏の絡み合いもなかなか。ソロ奏者の力量が問われます。ピアノも効果的に使われフィナーレを告げるチャイムとホルンの合図からメロディーラインが朗々と歌い始め、華やかな花火が咲き乱れるように曲は閉じます。大満足の作品!大編成で上級バンドが目指す最高の標的。なかなか手ごわいぞ!(松浦正敏) |