No. | 曲名 | 時間 | 楽譜情報 |
1 | Romanian Dances (I. Overture) - T.Doss | 8’46 | 取寄可能 |
2 | Romanian Dances (II. Suite, Batura 1) - T.Doss | 3’38 | 取寄可能 |
3 | Romanian Dances (III. Suite, Colinda) - T.Doss | 3’35 | 取寄可能 |
4 | Romanian Dances (VI. Suite, Jocuri) - T.Doss | 4’57 | 取寄可能 |
5 | Romanian Dances (V. Suite, Apsanescu) - T.Doss | 4’21 | 取寄可能 |
6 | Romanian Dances (VI. Finale) - T.Doss | 4’18 | 取寄可能 |
7 | 【CD-2】 | ||
8 | Fancy Vienna - T.Doss | 10’53 | 取寄可能 |
9 | Cantus - T.Doss | 7’56 | 取寄可能 |
10 | Of Castles and Legends - T.Doss | 9’45 | 取寄可能 |
11 | Trumpets and Bridges - T.Doss | 3’09 | 取寄可能 |
12 | Black River Overture - T.Doss | 6’01 | 取寄可能 |
13 | Sir EU - T.Doss | 13’34 | 取寄可能 |
14 | Galileo - T.Doss | 6’12 | 取寄可能 |
15 | Triumphal Prelude - T.Doss | 4’40 | 取寄可能 |
アーティスト | Bruckner Wind Ensemble Linz, conductor, Thomas Doss(ブルックナー・ウィンド・アンサンブル 指揮=トーマス・ドス) |
シリーズ | CD |
編成概要 | CD【吹奏楽】 |
解説 | オーストリア出身の作曲家&指揮者のトーマス・ドス(1966年生まれ)による2枚組みの豪華作品集です。吹奏楽に新たな作曲家の名前が刻まれた衝撃のアルバム!CD1=約30分に及ぶ大曲「ルーマニア舞曲」。序曲、組曲、フィナーレの3部構成。さらに組曲は4楽章からなり、それぞれメリハリがあるのでアッ!という間に通り過ぎる感じがします。トランペットとシロホンがエキサイティングに曲のはじまりを告げると、早くもコンクール・コンサートの選曲チェック!(インパクト有り有り)とにかくダンスのシーンが夢に出そう(ホントなんだから)。CD2=ドス作品が8曲。さまざまなジャンルの音楽を生み出します(引き出しが多いんだ)。1曲目「ファンシー・ヴィエナ」、トランペットが凄すぎます(ミュートの音色、刺激的)。2曲目「カントス」、緩やかなときの流れを感じる曲です。ときにピーンと張り詰める緊張感。感動的なサウンド(ファンシー~の後で聴くとなおさら)。3曲目「城と伝統の中で」、またまた心に沁みる冒頭のサウンド。打楽器とホルンがファイヤーするとドラマティックな予感は的中します!4曲目「トランペッツ・アンド・ブリッジス」、格調高いトランペットサウンドが高らかに歌い合います。5曲目「ブラックリバー序曲」、吹奏楽のための序曲と言う感じ(思わずにんまり)。元気なコンサートピースです。6曲目「サー・EU」、ユーフォニウムとバンドのための作品です。ユーフォニアムのテクニックは聴いてもらうしかありません。楽器いっぱい響いてるって感じ。7曲目「ガリレオ」、格調の高い行進曲です(新祝典行進曲をイメージしました)。8曲目「凱旋の前奏曲」、トランペットがはつらつと鳴らすまさに元気の出るプレリュード!フィナーレをテンパニがしっかり閉めます。ブラックなジャッケトに作曲者の写真がりりしく誇らしげに写っています。まさに自信作と言わんばかりですね。要注目、注聴CDです。(松浦正敏) |