編曲者 | 鈴木英史(スズキ・エイジ) |
作曲者 | 久石 譲/木村 弓(ヒサイシ・ジョウ/キムラ・ユミ) |
シリーズ | GOLD POP【ゴールド・ポップ】 |
編成概要 | 吹奏楽 |
収録曲リスト | いつも何度でも/あの夏へ/ボイラー虫/仕事はつらいぜ/竜の少年/ふたたび |
ソロパート | Fl,Ob,Cl,Hr,Tuba |
解説 | 登場楽曲の6曲は、いつも何度でも~あの夏へ~ボイラー虫~仕事はつらいぜ~竜の少年~ふたたび。冒頭の主題歌〈いつも何度でも〉のみが、久石譲の作曲ではない。木村弓作曲で、ライアー(ギリシャ起源の竪琴)を弾きながら彼女自身によって歌われた。全体的に、かなり高度な音楽表現を要求される。前半のゆったりした部分は譜面上は簡単に見えるが、ここで瞬時にバンドの実力がわかってしまう、少々怖いスコアである。ハープはピアノ代行が可能。トランペットにフリューゲル・ホーン持ち替えがある(トランペットのままでも可)。全体的に鍵盤打楽器の見せ場が多い。ベテラン鈴木英史の味わいが満載の、ハイレベルなスコアである。 (富樫鉄火、CD「究極の吹奏楽~ジブリ編」ライナーノーツより) ...... 〈収録曲の解説〉 ●いつも何度でも・・・映画『千と千尋の神隠し』の主題歌で、失われたものや大切な記憶への想いを歌っています。再生と希望を感じさせるメロディーが、千尋の成長と旅の終わりに優しく寄り添います。 ●あの夏へ・・・『千と千尋の神隠し』のメインテーマで、ノスタルジックで幻想的な旋律が、異世界への旅立ちや千尋の不安と希望を繊細に描き出します。静かな始まりから広がる壮大さが心に残ります。 ●ボイラー虫・・・菅原文太さんが声を担当した釜爺のボイラー室を彩る楽曲。機械音のようなリズムと不思議な旋律が、異世界のユーモラスで少し怪しい雰囲気を表現し、独特な空間を印象づけます。 ●仕事はつらいぜ・・・湯屋の忙しさを表現した曲。軽快でコミカルなリズムが、慌ただしくも活気ある労働の様子を描き、幻想世界の日常感とユーモアを巧みに伝えています。 ●竜の少年・・・ハクの秘密や切なさを象徴する曲。繊細で儚い旋律が、彼の過去や葛藤、千尋との絆を静かに浮かび上がらせ、物語に深い余韻を与えます。 ●ふたたび・・・映画の終盤に流れる曲で、別れと再会、成長の余韻を静かに奏でます。優しくも切ない旋律が、千尋の旅の終わりと心の変化を丁寧に描き、感動を深めます。 |
解説2 | 【GOLD POP シリーズとは】....このシリーズは「決してやさしくないが、やりがいのあるポップスを提供する」というコンセプトで作られているシリーズ出版譜。アレンジャーは、ジャズ、ポップスに精通している才気溢れるトップ・アレンジャーを起用。 |
編成 | スコア識別 Full Score 木管楽器 Piccolo & Flute 3 Flutes 1&2 Oboe Bassoon Eb Clarinet Bb Clarinet 1 Bb Clarinet 2 Bb Clarinet 3 Eb Alto Clarinet Bb Bass Clarinet Eb Alto Saxophone 1 Eb Alto Saxophone 2 Bb Tenor Saxophone 1 Eb Baritone Saxophone 金管・弦楽器 Bb Trumpet 1 Bb Trumpets 2&3 F Horns 1&2 F Horns 3&4 Trombones 1&2 Bass Trombone Euphonium Tuba String Bass 打楽器 Timpani Percussion 1 (Wind Chime, Bass Drum, Suspended Cymbal, Tam-Tam, Cymbals, Snare Drum, 3 Toms) Percussion 2 (Triangle, Snare Drum, Suspended Cymbal, Whip, Vibraslap, Cymbals) Percussion 3 (Vibraphone, Xylophone, Marimba, Tublar-Bell) Percussion 3 (Glockenspiel) Piano(Harp) |