No. | 曲名 | 時間 | 楽譜情報 |
1 | The Swan on the Hill - J.Van der Roost | 4’23 | 取寄可能 |
2 | Pirate’s Dream - H.Hirose | 12’49 | 取寄可能 |
3 | Codon - K.Houben | 17’29 | 取寄可能 |
4 | Algona Overture - J.Van der Roost | 9’23 | 取寄可能 |
5 | Whispering Wind - M.Aulio | 6’19 | 取寄可能 |
6 | Shattering Sparks - T.De Haes | 10’08 | 取寄可能 |
7 | Stonehenge - J.Van der Roost/arr. T.Takahashi | 14’36 | 取寄可能 |
アーティスト | Nagoya University of Arts Wind Orchestra、 Jan Van der Roost、 conductor(名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ 指揮=ヤン・ファンデルロースト) |
シリーズ | CD |
編成概要 | CD【吹奏楽】 |
解説 | ファンデルローストと、彼から作曲の指導を受けた4人の作曲家によるスペシャルプログラム。ベルギー出身の彼を訪ねて、世界中から多くの生徒たちが集まります(ベルギーと言ったらチョコレート)。その中でもとびきり優秀な作曲家として大活躍の4人。どの曲も聴き逃せません。1曲目「ザ・スワン・オン・ザ・ヒル(丘の上の白鳥)」、ファンデルロースト=さすがに師匠!オープニングの曲で堂々の存在感をアピール。低音楽器と静かなドラムマーチ、ホルンがテーマを歌い始めると次第に力がみなぎり堂々のフィナーレ!感動的なコンサートマーチ。式典などのオープニングにも最適です。2曲目「パイレーツ・ドリーム(海賊の夢)」、広瀬勇人=なんと夢のあるタイトル!(私、ルフィーの大ファン。ちょっと違うか)4曲からなる組曲内容も抜群です。難易度もそれほど難しくなく書かれていて、チャレンジしやすくメロディーも親しみやすい(言うことなしと言うこと、ハイ)。この夏からヒットまちがいなし。序奏と出航のトロンボーンが勇ましいのです。3曲目「コドン」、ホーベン=タイトルの四つのアルファベットが重要な意味を持ってます。曲は1楽章: 誕生(衝撃的な金管群のファンファーレから始まります)2楽章:人生(アレグロのテンポでピアノが躍動的な旋律を支え、トランペット、トロンボーンのミュート音が刺激的に切りこみます。トランペットが高らかにテーマを歌い上げます。困難に立ち向かうさまを連想します。がんばれ!)3楽章:死・永遠(チャイムをはじめとするパーカショングループによって神秘的に演奏されます。オーボエ、フルートが哀愁に満ちたソロを奏でます。ユーフォニアム、トランペットソロを受け継ぎ、やがてエネルギッシュで壮大なフィナーレを迎えます)の3部構成です。4曲目「アルゴナ序曲」、ファンデルロースト=重厚なサウンドをたっぷり楽しめます。中級バンドには効果抜群の最適レパートリー。5曲目「ウィスパリング・ウインド(風のささやき)」、オーリオ=金管楽器の美しいコラール風のメロディーから始まります。ハープ、ウインドチャイム、グロッケンの輝かしい響きに気持ちよく管楽器が鳴らします。見事なパーカションのコンビネーション!6曲目「シャタリング・スパークス」、デハース=のりのりの打楽器チームのいるバンドにぜひおすすめ。躍動的で理屈抜きに楽しめます。7曲目「ストーンヘンジ」、ファンデルロースト作曲/高橋徹編曲=ストーンヘンジはイングランド南東部に立っている大きな環状列石です。科学者がこの大きな石について研究していると同じように、音楽家もこの巨石に何か創作意欲がわくことなのでしょう。15分におよぶ大曲がそれを物語っています。ヴァンデルローストの代表作になるこの作品をじっくり聴きましょう(ブラスバンドのために作られた名作が、高橋氏の編曲で吹奏楽版に!)。名古屋芸術大学ウィンドオーケストラの力演に拍手!ブラボー!ブラボー!ヒューヒューー!!(松浦正敏) |