アーティスト | Musikkorps der Bayerischen Polizei, etc |
シリーズ | CD |
編成概要 | CD【吹奏楽】 |
解説 | 2008年9月、新たな吹奏楽の名盤が登場しました。多くのクラシックの大作曲家が、魂を込めて作り上げた音楽の究極とも言える「ミサ曲」。そのミサ曲を、ヤコブ・デ・ハーンが吹奏楽で見事に表現しました。後世に名を残すべき彼の記念すべき作品とアルバムです。作曲者のヤコブ・デ・ハーンはオランダの作曲家で、指揮者でもあり、多くのCD通じて彼の吹奏楽作品と演奏を世界中に発信しています。オルガンを学んだ経歴のある彼には、大変重要な位置付けにあったレパートリーだったかもしれませんが、ブラバンファン歴数十年の私にとってもこのような曲との出会いは驚きとしか言えません。バンドが奏でる美しいサウンドとコーラスの洗練された歌声に、誰もがその音楽に感動させられるに違いありません。警察音楽隊の演奏のレベルの高さ、ソプラノの透明感のある歌声、こんなにもバンドの奏でる音楽とコーラスが見事に調和するなんて......たとえば、世俗カンタータ「カルミナブラーナ」のように、オーケストラの作品をバンドで演奏して壮大に歌い上げるコンサート等、いくつかCDは発売されています。しかし、このオリジナル作品による吹奏楽の響きを、あなたもぜひ体感してみてください。吹奏楽の可能性と未来に限りない希望を感じるはずです(本当にすごいんだから)。(松浦正敏) |