No. | 曲名 | 時間 | 楽譜情報 |
1 | Royal Salute - P.Sparke | 4’55 | 取寄可能 |
2 | Prelude to a Celebration - P.Sparke | 5’09 | 取寄可能 |
3 | A Quiet Moment - P.Sparke | 4’28 | 取寄可能 |
4 | The Camelot Chronicles - P.Sparke | 8’15 | 取寄可能 |
5 | Scenes from a Comedy - P.Sparke | 8’32 | 取寄可能 |
6 | Prelude on an Irish Folk Tune - P.Sparke | 4’00 | 取寄可能 |
7 | The Legend of Celobrium - P.Sparke | 12’52 | 取寄可能 |
8 | The Girl with the Flaxen Hair - C.Debussy/arr. P.Sparke | 2’31 | 取寄可能 |
9 | Colorado Springs - P.Sparke | 9’47 | 取寄可能 |
10 | Symphonic Metamorphosis on themes from Saint-Saens 3rd Symphony - P.Sparke | 13’21 | 取寄可能 |
アーティスト | Royal Scottish Academy of Music and Drama Wind Orchestra(王立スコットランド音楽演劇院ウィンド・オーケストラ) |
シリーズ | CD |
編成概要 | CD【吹奏楽】 |
解説 | フィリップ・スパークの第10弾目の作品集!!作曲者自身の写真のカバーは自信の現れ!憎らしいほどVery Goodな仕上がりです。今回は小編成バンドも取り組める組曲にも注目。1曲目「ロイヤル・サリュート行進曲」、壮大な序奏から格調高い音楽が奏され、名曲威風堂々のスパーク版とも言えます(言っちゃった)。2曲目「祝典への前奏曲」、堂々とした序奏から軽やかなすがすがしい音楽が展開です。3曲目「静かな時」、静かな美しいテーマを木管楽器が語りかけるように歌います。トランペットが哀愁に満ちたフレーズを歌います。そしてその後5曲の組曲が連ねます。それぞれグレードが異なりバンドのレベルや曲想にによって選曲するチャンンスが与えられているような気がします。4曲目「「キャムロット年代記」組曲」、短い5楽章からなる組曲。小編成バンドも演奏効果抜群の作品。市民バンドのレパートリーにもおすすめです。フレクサトーンが妖しい魔術師の雰囲気を演出。5曲目「喜劇からの場面」、オープニングは元気に。ミュートをつけた金管のファンファーレは不思議な感じです。華やかなフィナーレは各セクションが愉快に踊ります。そして組曲は次第にグレードアップ(だんだん難しくなるぞ)。7曲目「セロブリュームの伝説」、衝撃的な導入は劇的な予感が.......8曲目「亜麻色の髪の乙女」、ドビュッシー作曲の有名なピアノ曲を絶妙なアレンジ。少しここで休憩。(クラリネットさんキャポなしヨ)9曲目「コロラド・スプリングス」、さすが空軍の曲。ティンパニ、ドラ、ホルンが重厚な響きを奏でます。いよいよディスクも大詰め、10曲目「交響的変容、サン=サーンス作曲交響曲第三番の主題による」、オルガンの加わる有名な交響曲。かつて何人かの作曲者がこの曲の変奏曲を書いています。そしてスパークも見事なハイグレードな作品に仕上げました。最終楽章のテーマの強烈な響きはあまりのインパクトに皆さんは耐えられるでしょうか!!(松浦正敏) |