アーティスト | Civica Filarmonica di Lugano、 F.Cesarini、 conductor(ルガーノ市民交響吹奏楽団 指揮=F.チェザリーニ) |
シリーズ | CD |
編成概要 | CD【吹奏楽】 |
解説 | スイス生まれのフランコ・チェザリーニは40代のバリバリの作曲家です。吹奏楽の編曲にも力を発揮、バンドの指導者としても大活躍!!このCDは自作自演の作品集です。チェザリーニのコレクションとしてはなくてはならない1枚でしょう。1曲目「Ceresio」、超オーソドックスな行進曲にむしろとまどいを感じてしまいます。スーザ、アルフォードなどの顔がうかぶほどの堂々としたマーチです(おもわずニカーッ)。2曲目「ギリシャ民謡組曲」、多くの作曲家が各地の民謡組曲を作曲していますが、この作品も他の作品に負けません。2楽章のオーボエのメロディーは美しすぎます。3曲目「Solemnitas Op.29」、はチャイムの響きとピッコロのソロからドラマがはじまります。4曲目「トム・ソーヤ組曲」、その名のとおり楽しいヨ!さて、このCDのタイトルになっている5曲目「ブルー・ホライズン」、4楽章からなるまさに彼の力作です。難曲な作品であるにもかかわらず、ルガーノ市民交響吹奏楽団のこの録音にはおそれいります。日本の市民バンドの技術も世界レベルだと思いますが、ここもかなりスゴイです。というわけで、大学、市民バンドの皆さん、ぜひ日本でもこの曲の名演を聴かせてください(でも中学生もやっちゃうのかな?)コールアングレ、ハープも登場。すっごく感動的な作品です。CDのジャケットもこれまたイイんです。(松浦正敏) |