編曲者 | 山里佐和子(ヤマザト・サワコ) |
作曲者 | George Gershwin(ジョージ・ガーシュウィン) |
シリーズ | クラシックアレンジ |
編成概要 | 吹奏楽 |
収録曲リスト | 第1番(1分37秒)/第2番(3分49秒)/第3番(1分21秒) |
解説 | 【編曲家からの曲解説】 1937年、38歳という若さでこの世を去ったガーシュウィン(1898~1937)。その短い生涯の中で発表された数々の曲は、今日でも世界中の人々に愛され続けています。1925年の作品「3つの前奏曲」は、ガーシュウィンによる唯一のピアノ独奏曲です。多くのピアニストに演奏されているほか、さまざまな形態の編曲版も知られています。各曲にただようジャズの香りが魅力的なこの作品を、小編成吹奏楽のために編曲しました。なお、第2番のみ原調より半音下げて編曲しています。(山里佐和子) 【秋山紀夫先生 (日本吹奏楽指導者協会名誉会長) からの曲解説】 ガーシュウインのピアノ曲からの編曲で全3楽章。速い第1楽章と第3楽章はリズムが複雑で、少し練習が必要で、かつ演奏者と揮者のノリが必要です。それに対してゆっくりした4分の4拍子の第2楽章は大変魅力的。低音のオッシナートの上にカップミュートのトランペットがメランコリックな旋律を歌い出し、これを木管の高音が繰り返します。随所にガーシュウインらしい和音進行が聴かれます。中間部はテンポを速め、ツーステップのダンス音楽となり、バリトン・サックスのソロ(ユーフォでも良い)が聴きものです。再び第1部の旋律に戻って終わる3部形式。この楽章だけを演奏するのも楽しいです。前後の楽章のリズムを克服するとさらに効果的です。一般の吹奏楽曲にない楽しさがあります。 |
解説2 | この楽譜は「小編成用」の楽譜で、小編成バンドでもコンクールに出場できるように、以下の編成で作られています。最小19人から演奏できるように工夫されています。 |
編成 | スコア識別 Full Score 木管楽器 Flutes 1 Flutes 2 & Piccolo Oboe (Option) Bassoon (Option) Bb Clarinet 1 Bb Clarinet 2 Bb Bass Clarinet Eb Alto Saxophone Bb Tenor Saxophone Eb Baritone Saxophone 金管・弦楽器 Bb Trumpet 1 Bb Trumpet 2 F Horn 1 F Horn 2 Trombone 1 Trombone 2 Euphonium Tuba String Bass (Option) 打楽器 Percussion 1 (Timpani,Glockenspiel) Percussion 2 (Suspended Cymbal, Snare Drum) Percussion 3 (Bass Drum, Chimes, Slap Stick, Triangle, Crash Cymbals) |
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