編曲者 | 今村愛紀(イマムラ・アイキ) |
作曲者 | Claude Debussy(クロード・ドビュッシー) |
シリーズ | クラシックアレンジ |
編成概要 | 吹奏楽 |
解説 | クロード・ドビュッシーが42歳の時に書き上げたピアノ独奏作品。画家ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの作品「シテール島への巡礼」にインスピレーションを得て作曲されたと言われています。装飾音や変化に富んだリズム、官能的な和声によってきらめくように色彩感豊かで繊細かつ大胆なその音楽は、まるで愛の歓びを奏でているかのようです。後にドビュッシー自身にの指示よってイタリアの指揮者ベルナルディーノ・モリナーリが管弦楽版に編曲をしています。 本編曲は、原曲のピアノ独奏版をベースに、モリナーリの管弦楽版を、ときには諸先輩方の吹奏楽編曲版を参考にしながら編曲をしています。Flute、Clarinet、Alto Saxophone、Trumpet、Horn、TromboneもしくはEuphonium、低音楽器1人、Percussion2人の、最低9人で演奏が成り立つように編曲しています。Optionの楽器を加えていくことでより色彩、響きは豊かになり、演奏の難易度も落ち着いてゆきます。(今村愛紀) |
解説2 | 【編曲家プロフィール】 埼玉県立伊奈学園総合高等学校、帝京大学文学部卒業。作曲を清水篤氏に師事。 第2回日本管打・吹奏楽学会作曲賞にて「組曲第1番」が佳作を受賞。 21世紀の吹奏楽 第19回“響宴“にて「Luna」が入選。 21世紀の吹奏楽 第21回“響宴“にて「Juvenile」が入選。 吹奏楽に限らず、オーケストラや弦楽四重奏、器楽合奏などの編曲も行い、 出版されている作品数は150を超える(編曲作品を含める)。 作編曲家として活動するほか、吹奏楽指導、楽譜浄書、指揮等も精力的に行う。 |
編成 | スコア Full Score アドバイス付きFull Score(スコアの各所に作曲者本人によるアドバイスが記載されてます) 木管楽器 Flute 1 *Flute 2 (Opt.) *Oboe (Opt.) **Bassoon (Opt.) Bb Clarinet 1 (2) *Bb Clarinet 2 (Opt.) (2) **Bb Bass Clarinet (Opt.) Eb Alto Saxophone *Bb Tenor Saxophone (Opt.) **Eb Baritone Saxophone (Opt.) 金管・弦楽器 Bb Trumpet 1 (2) *Bb Trumpet 2 (Opt.) (2) F Horns 1 *F Horns 2 (Opt.) *Trombone 1 (Opt.) *Trombone 2 (Opt.) *Euphonium (Opt.) **Tuba (Opt.) **String Bass (Opt.) 打楽器 *Timpani (Opt.) Percussion 1 (Triangle, Suspended Cymbal, Tambourine, Vibraphone) Percussion 2 (Triangle, Suspended Cymbal, Tambourine, Glockenspiel) 最小9名 演奏可能 Tb.とEuph.のいずれかが必要 **は低音楽器でいずれか1人は必要 |