アーティスト | Swiss Army Symphonic Wind Orchestra(スイス陸軍シンフォニック・ウィンド・オーケストラ) |
シリーズ | CD |
編成概要 | CD【吹奏楽】 |
解説 | ヨーロッパ、ベリアトミュージック社による2005年盤新譜アルバム。本格派コンサートを感じさせる充実感です。スイス軍シンフォニックの重厚な響きはオーケストラをしのぐ貫禄。超一流の演奏は確実にヤン・コーベル氏の指揮で導かれたような気がします。(いやー感動です!)久々の満足感。1曲目「シンフォニック・ヴァリエーション」(オリバー・ワエスピー作曲)、重厚な全体のサウンドに溢れんばかりの怒涛の金管サウンドに脱帽。たっぷりした息の長いスケールの大きな音楽です。(トロンボーンやホルンの人たちは、どこでブレスをしているのやら)2曲目「カンティフォニア、コンサート・フォー・ユーフォニアム」(ベルト・アッペルモント作曲)、日本でも大人気の作曲家 アッペルモントのユーフォニアムとバンドのための音楽です。相変わらず冒険の世界をイメージしてしまいます。バックバンドの伴奏パートもソロなみのテクニックを聴かせます。(すごく大変だと思う!)ユーフォニアムパートは覚悟されたし。そういえば、ユーフォニアムってユーフォニウムという人もいて、最近楽器のカタログを開くと「ニアム」と書いてあるのが多いようなので、まねしてユーフォニアムと書きました。3曲目「バラの騎士」(リヒァルト・シュトラウス作曲)、指揮者自らのアレンジ作品。約23分の演奏はバンドのレベルの高さを証明するようです(どんなもんだい‥と言っています‥そんな感じ)。それにしてもシュトラウスさんはホルンにいつもかっこいいことやらせてくれます。(松浦正敏) |