| No. | 曲名 | 時間 | 楽譜情報 |
| 1 | A Yorkshire Overture - P.Sparke | 5’25 | 取寄可能 |
| 2 | Mosaic - K.Turnbull | 11’44 | 取寄可能 |
| 3 | Gypsy Dance - R.Wiffin | 4’23 | 取寄可能 |
| 4 | The Canticle of the Sun - M.Ellerby | 13’22 | 取寄可能 |
| 5 | Midnight in Buenos Aires - A.Gorb | 11’08 | 取寄可能 |
| 6 | A Cambrian Suite - M.Ball | 9’52 | 取寄可能 |
| 7 | Tristan Encounters - M.Ellerby | 16’25 | 取寄可能 |
| アーティスト | Royal Northern College of Music Wind Orchestra（ロイヤル・ノーザン音楽大学ウィンド・オーケストラ） |
| シリーズ | CD |
| 編成概要 | CD【吹奏楽】 |
| 解説 | 英国の作曲家による吹奏楽の名曲選「グレート・ブリティッシュ・ミュージック」シリーズより（このシリーズ、１３枚目のCD）。全曲、楽譜は出版されていて取り寄せ可能です。１曲目「ヨークシャー序曲（スパーク作曲）」から爽やか風を巻き起こします。冒頭の木管のトリル、金管のきらびやかなファンファーレ、スネアの軽やかなリズム、ユーフォニアムが歌う伸びやかなメロディー......この定番さが、学生さんやベテランの吹奏楽ファンにはたまりません！スパークさんの音楽の組み立てにあっぱれです！！大変親しみやすくみんなのバンドのレパートリー・リストにぜひ載せたいとっておきの作品です！２曲目「モザイク（ターンブル作曲）」、アルト・サックスがうったえかけるように奏すると、各楽器たちがそれに答えはじめるような感じがします（楽器たちにもいろいろな意見があるみたいで）。それぞれの楽器の表情が明確に現れ、新鮮な印象です（演奏が素晴らしいからこんなにわかるのですね）。３曲目「ジプシー・ダンス（ウイフィン作曲）」、細かい動きが心地よいです。パーカッションのリズムに、メロディーラインの乗り遅れ要注意！４曲目「太陽の賛歌（エラビー作曲）」、ウインドチャイムの美しい輝きの中に、マリンバとフルートのアンサンブルにどんどん引き込まれます。１３分の大作。神秘的でドラマチック＆エキサイティング（全部じゃん）。とにかくパーカッションが大活躍！バンドの最前列にマリンバを中心にセットアップしてかっこよくきめたいです！「主役は当団太鼓屋本舗と吹奏楽部の皆さんでした！」と言う感じです。マーティン・エラビーの作品はもう1曲、ディスク最後の曲「トリスタンとの遭遇」、これも１６分。１９５７年生まれ（筆者と同じ！）イギリス出身、パリのスケッチ（パリスケとか呼ぶ人もいるね）で日本でも有名。ブリティッシュ・ブラスバンドや吹奏楽の作品をたくさん作曲する傍ら、イギリス空軍の指揮や大学の先生をこなします。これからも大いに期待したいですね！（松浦正敏） |