作曲者 | 真島俊夫(マシマ・トシオ) |
シリーズ | アンサンブル |
編成概要 | 木管八重奏 |
解説 | NASCAクラリネット合奏団委嘱作品。 パリを流れるセーヌ川が流れ過ぎる3つの橋周辺の印象を描いた作品。3つの楽章からなり、「I. Pont Neuf」と「III. Pont Alexandre III」は楽想が派手なのでアンサンブルコンテストにも向きます。 I. Pont Neuf (ポン・ヌフ) 巴里最古の橋ポン・ヌフとその近くサン・ジェルマンの賑わいを描く。中間部にはスイング・ジャズが聞こえる。 II. Pont Mirabeau (ミラボー橋) 「ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ われらの恋が流れる 月日は流れ わたしは残る」という出だしで始まるギヨーム・アポリネールの有名な詩をテキストにしたバラード。 III. Pont Alexandre III (アレクサンドル三世橋) 華麗なアレクサンドル三世橋とその周辺を描いた気持ちが浮き立つような曲。 楽器編成は、1 Clarinet in Bb (3楽章ではEb Cl.に持ち替え)、2 Clarinet in Bb、3 Clarinet in Bb、4 Clarinet in Bb、Contra-Alto Clarinet in Eb、Alto Saxophone in Eb (Sop.Sax.に持ち替えあり)、Tenor Saxophone in Bb、Baritone Saxophone in Eb。 本作品は、クラリネット8重奏のために書かれた同名の曲を木管混成8重奏のために編曲したものです。第33回全日本アンサンブルコンテストで川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団が演奏して銀賞を受賞しました。 本作品にはサクソフォーン8重奏版、クラリネット8重奏版もあります。 |