作曲者 | 八木澤教司(ヤギサワ・サトシ) |
シリーズ | アンサンブル |
編成概要 | フルート四重奏 |
解説 | 武蔵野音楽大学在学中からお世話になっているフルート奏者の佐野悦郎先生。2023年に開催された喜寿記念コンサートのために、フルートとピアノのデュオの編成であった原曲からフルート四重奏として編曲し、門下生たちEMAKI長笛四重奏(陳昭蓉・安藝美雪・鈴木芙美子・米津実穂の各女史)によって日本と台湾で改訂初演されました。 「ぬくもりの庭」は「陽のあたる庭」「夕暮れの庭」と共に”私の庭シリーズ”として作曲した小品で、幼少の頃に父と一緒に散歩しながら会話した、ぬくもりのある大切な時間をエッセイ風に綴った内容です。温かい旋律とハーモニーに満ちたタッチで作曲していますので、幅広い機会で演奏されることを願っています。 (八木澤 教司) |
解説2 | 《八木澤教司プロフィール》 武蔵野音楽大学作曲学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。吹奏楽やアンサンブルの代表作は日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国、南米でも重要なレパートリーとなっている。 2019年11月9日、天皇陛下御即位奉祝記念式典・国民祭典において天皇皇后両陛下「お出迎えのファンファーレ」として作品が抜擢される他、ヨーロッパで歴史的権威のあるスペイン・バレンシア国際吹奏楽コンクールの課題曲に作品が選定、ミステリー映画「ソロモンの偽証・後篇」では《輝きの海へ》が挿入曲として使用されるなど活動は多岐に渡る。これまで全国植樹祭、全国高等学校総合体育大会、国民体育大会の式典音楽制作を歴任。その他、各種コンクール審査員、客演指揮、指導、講演、音楽雑誌執筆に加え、音楽出版社のプロジェクトアドバイザーなどを務める。合唱曲として手がけた《あすという日が》は “希望の歌” “東日本大震災復興シンボル曲”と称され、2011年第62回NHK紅白歌合戦において夏川りみ、秋川雅史の両氏によって熱唱された。 第21回日本管打・吹奏楽アカデミー賞[作・編曲部門](2011年) 受賞、平成23年度JBA下谷奨励賞を受賞。2020年度より活動の拠点を関西に移し、神戸女学院大学音楽学部で作曲・ 吹奏楽の指導にあたる。 |
編成 | Flute 1 Flute 2 Flute 3 Flute 4 |